次はAndropogonの発表

本日、無事にTICADⅤ公式イベントが終わった。3人のフィールドの経験をすべて受動態で語った。「ダマされる」、「励まされる」、「助けられる」。三段落ちみたいなタイトルだけど、「開発」という行為以前に人と人がつながるには、片務的な関係はあり得ない、ということ。こういう一方通行な行為に見えることだから、微力ながらそこにくさびを打とうと、こういう目論見。

そして次。

再来週はAndropogonの発表。Andropogonというのは、イネ科の多年草で、乾燥地に広く分類している。いわば雑草なのだが、サヘルでは家や扉の材として有用種。これを水食防止に活用しようとしている。一方で、こうした開発でもちこまれた在来の資材と知識の組み合わせ、いわば、適正技術の受容がいかに起こるか、このことを実証的に検討していくのがこの発表の目的。

なんでいきなり農学だか開発学だかみたいなことを言い出すのかと言えば、現在の職にいられるのはこれがあるからなのだけど、実は意外に楽しんでやっている。この発表はベルギーでやるのだけど、明日がパワーポイントの締め切り。

そんなわけで、横浜のホテルで缶詰めになっている。今日はピーカンで、桜木町の海沿いが気持ちよさそうだった。たまに散歩でもしながら追い込むか…

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