2015年10月23日金曜日

失意のどん底。

しばらくアフリカの写真を載せられません。

とまず宣言をしておき、次にその理由を書かねばならないのだが、人間、ある程度ショックが強いと、書くという作業に向かわせないらしく、この一行を書いたまま1週間が過ぎた。確かに、以前フィールドワークをやって、一生懸命貯めたデータを調査を手伝ってもらっていた助手に完全否定されたときにも、すっかり書く気を失ってしまった。

ただ、これはこれで乗り越えなければならないし、2度としてはいけないことなので、自分への戒めの意味をたっぷり込めて、その理由を書いておこうと思う。

しかし、複雑ではない。パリの空港のセキュリティチェック、3回も通りなおしをさせられ、そこでデータの入ったシェルケースを置いてきてしまった。そして、バックアップを怠っていた。ただそれだけ。
忘れるのは仕方ないけど、バックアップをとっていなかったので、以前バックアップしてからこれまでの分、すっかり1年分くらいが抜け落ちてしまう、というわけ。

帰国して1日は失意のどん底。でも、結構メールでやり取りをしていた文章やらはレスキューしてファイリングしなおして、少しずつ回復。しかし、写真はいかんともしがたい。12月に出張の予定があるので、そのときに問い合わせるつもりではあるけど、まあ、フランスのこと。あんまり期待できんですね。

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日本沙漠学会沙漠誌分科会「乾燥地土壌と人々の生業に関わる研究会」

11月15日に行われる研究会です。「人間くさいやつお願いします」とのこと。

できるだけそういうやつにします。

問い合わせ先:sabakushi.c@gmail.com

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2015年10月16日金曜日

セネガル行 201509-10 その7 マフェMafé



セネガル料理云々をやっていて、マフェを見逃していた…

ラッカセイ大国セネガルのソールフード的な位置づけ。しかし、その油や味の濃さはなかなか攻撃的。数年前まで週に何度も食べていたけど、最近は自然に体が求めなくなった。しかし、今回の滞在中に2度、1.5人前ずつ。いやーきつい。おいしいんだけどね…

日本でこれが500円台なら、割とヘビーローテーションになると思っている。誰かやらんかな。

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2015年10月13日火曜日

セネガル行 その6 やはりニエベの料理。Bakhal Tecédique(スペルはおそらく間違い)


2008年来の付き合いのN村の出先、Mという街を訪れ、少し歩かせてもらった後で、食事くらいしていきなさい、と勧められ、お昼ご飯を頂く。

いつもの大皿。リゾット状のコメと何かが混ざったもの。さて、これは何だ?レモンを絞り、いただいてみると、魚の出汁、ラッカセイのコク、豆のホッコリ感、なんとも癒される味。

メモには、バハール・テセディックと書いてあるのだが、本当にそう呼ばれるのかが定かではない。しかし、これもやはりニエベをふんだんに使った、この地域特有のお料理なのは間違いない。これに、魚の塩漬け(ヘシコのように発酵はしていないが、塩漬けにして干した魚)が大量に汗をかいた体に染み渡る。

おそらくタマネギくらいは使われていたように思うが、いわゆる野菜の類はほとんど入っていないが、コメ+マメ+ラッカセイ+魚(出汁)という、組み合わせでこれほど深い味が出せる、というのが素晴らしい。

レストランでは決して出てこないメニュー。やはりこういうところにこそ、その土地の料理の奥深さがあるのだ、ということを再実感させてくれた料理だった。

(これからの仕事に関係するので、今回はイニシャルにしました。)

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2015年10月12日月曜日

セネガル行201509-10 その5 ニエベのサンドイッチ


10月8日、セネガル北西部のLougaという街から北北東へ。先日のブログの写真の場所に行く途中、同行した案内の方が朝ごはんがまだとのことで、Keur Momar Sarrの喫茶店でコーヒー休憩をすることになった。

われわれはすでに朝食を済ませてきていたのだけど、おばちゃんに鍋の中身を見せてもらっていたのが胃を刺激し、なぜか全員これを食べる。今年、ニエベがたくさんとれたから、というわけではないだろうか、豆のトマト煮のサンドイッチ。少し唐辛子が入っていて、ピリリと刺激がある。パンに豆、上司が「セネガル風アンパン」と言ったが、言いえて妙。実際、ニエベは小豆に似ているのだ。違いは甘いか辛いか。辛いアンパン…やっぱりあんまり「妙」ではないな。

しかし、これは甘い朝ごはんの多いここでは、とても貴重。どうせなら、こういう方がいいですな。

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セネガル行201509-10 その4 これは必要なのか?

ダカールの最も高いところ。それは、国連のビルでもなく、商業施設の入ったビルでもない。ダカールの半島の北西にそびえるこの巨大な像の男の頭の展望台だ。この像の子どもの頭の先が標高100mほどという。

①何を象徴しているのか、
②何のために建てられたのか、
そして、③だれが建てたのか?

きっとこんな疑問が湧いてくるのだけど、①、②は「これから(セネガルが)進む道(子どもの指はニューヨークの自由の女神を指している)を指し示し、過去(女性の手がフランスを指している)を忘れぬよう(植民地主義や奴隷の歴史のことだと思うが)」ということだ。そして、これを「建設」したのは、北朝鮮で、約30億円ほどだという。ちなみに、②の説明では、子どもの手が指し示すのがアメリカで…というのは、本当の方角的にはたぶん真逆。そして、北朝鮮への30億円の支払いがストップしている、という噂もある(きっとわざわざ払っていないのだと思う)。


しかし、でかいというのはすごいことで、この像の下から見上げると、首を直角に曲げなければならない。

そして、なかなか精巧に見えるのだけど、実はかなりひび割れが目立つ。一緒に行った同僚と「いつか壊れるね、これ…」と絶句。


そして、男の頭の部分の展望台には、エレベーターで昇る。エレベーターのメーカーは聞いたこともないメーカーで、50m上がるのに、1分以上かかる。そして上った先の展望台は人間は間違いなく(僕でなくとも)すれ違えない。そして同僚曰く、風で揺れていた、とか。

この日は曇っていたのでそうでもないが、晴れていれば、ダカールの半島全域が見通せたであろう。空港の発着も、何もかも(軍事的に大丈夫か?)。


で、最後の写真が女性の写真なのだけど、かなり怖い。そして、塗装がかなり剥げてしまっていて、それがまた不気味さを増す。

個人的にはあんまり有効な30億円。きっとそれを感じている現政権。そして、おカネを待っている北朝鮮、と言ったところか。必ずしも経済合理的に…とは思わないけど、まあねぇ。

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2015年10月10日土曜日

セネガル行201509-10 その3 乾燥地の中の水辺

Keur Momar Sarr(モマサールさんの家、という意味の地名)に着いたのが10月7日9:00過ぎのこと。雨季の終わりのこの時期は、下草の緑や収穫物で、とても瑞々しい景色が広がるが、あと2か月もすれば、このあたりは、いわゆる砂漠的な景色が広がるはずだ。

Keur Momar Sarrは何もなければ単なる寒村に過ぎないはずだが、この街は、ダカールに水を供給するGuer湖のほとりに位置することから、この地域でも非常に重要な拠点となっている。もちろん、水門などもあるのだが、これであの数百万人が暮らすダカールの水をコントロールできるのか、と思ってしまうほどに小さい水門。しかし、満々に水をたたえたこの湖は、とても清涼な雰囲気で、数日前にSaint Louisの海を眺めた僕の目には、どこか海のような雰囲気すら感じさせた。


Keur Momar Sarrから15㎞ほどのところにあるLewéというフルベの小さな村による。例にもれず、この村ではずいぶん歓待を受け、シーズンのスイカをいただいたり、To fan souと呼ばれるヨーグルトをいただいたり、フルベを教えてもらったり。なかなか楽しいひと時を過ごす。


その後今回の滞在の目的であったNGOの方にお会いしたりして、こんなところにも連れてきてもらいました。このあたりは、上の写真のような牧畜が生活の中心。スイカは作っていたようですが、基本的にほぼ農耕はしていない。しかし、こんな風景も。このあたりの植生のことを全く知らない人からすれば、カナダ当たりの風景と言われてもわからないのではないか、と思うほど。


広い空、乾いた空気、人影よりもウシやヤギ・ヒツジの多い世界。人間が土地を耕した形跡すらない。こんな光景が世界中に広がったら、などとは決して思わないけど、こういう風景は世界にどれくらい残っているのだろう。


実はたくさん宿題を抱えながら、ではあるのですが、少し現実逃避できました。しかし、長距離移動が続いて、かなり疲労がたまってきています。あと5日間ほど、宿題をやりながら走り抜けたいと思います。

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2015年10月9日金曜日

セネガル行201509-10その2

3泊4日でセネガル北部の巡検に行ってきた。なかなか疲れたけど、同行の2人も楽しんでもらえたのではないだろうか。僕もなかなか見られない光景を目の当たりにして、非常に勉強になった。

10月。西アフリカの乾燥地も、収穫の時期がそろそろ始まるころ。このあたりも、ミレットの穂の黄金色と緑の茎のコントラスト…と想像していたら、こんなどこだかわからないような草原のようなさわやかな光景。


しかし、よく見てみると、草原は下の写真のようなニエベとラッカセイばかり。ありゃ?ミレットはどうしたんだろ?


少し南に下るとようやくありました。ミレット。しかし、今年はミレットを作っている人が非常に少ない。なんでだろう?会う人に話を聞いてみると、どうも、今年は雨の降り始めが遅く、通常通り雨季が終わると、収穫までに70日~80日かかるミレットの収穫が見込めないため、多少雨が降る期間が短くとも、少なくとも実を付ける豆類を植えたのではないか、ということだった。また、遅く降り始めたものの、全体的には雨量は15年来の多雨の年。乾燥に強いものの、水が多すぎると問題のあるミレットは、かなりダメージを受けたということもミレットの少なさの原因のよう。


とりあえず、第2弾報告でした。明後日からは南部を西から東に切り、タンバクンダ近辺まで行きます。サイトとある程度広域の巡検にて。

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2015年10月3日土曜日

セネガル行201509-10その1

ブルキナファソのクーデタ騒ぎのために、ブルキナに行くはずだった日程をそのままセネガルに充てて、上司と同僚が来る前に、少し仕事を進めておくことにした。仕事と言っても、6月に仕込んだザイの様子を見ることと、やってくれた人に少し話を聞く、あと、タバスキが終わったばかりなので、少し食べ物を差し入れ。ただそれだけ。

セネガルの野鳥はそれは美しい、きらびやかなトリが多いのだけど、たまにこういうシャッターチャンスがあると望遠の効かないデジカメであることを後悔する。この子もおなかが黄金色、羽は青みがかってキラキラと輝く。


これはオゼイユ。ブルキナ、ニジェールあたりでは、ソースの定番。ニジェールで食べたオゼイユの花弁とタマネギの油煮がめちゃくちゃ美味しかった。セネガルではチェブジェンに添える程度。でもたくさん作っているようなので、もっといろんな食べ方があるのだろう。


これがササゲ(ニエベ)。これもブルキナ、ニジェールでよく食べられる。朝、ニエベとご飯を炊きこんだベンガ(ササゲ自体も、料理もこういいます)を食べると、水さえ飲んでいれば夕方までおなかがすかない、と言われるほど腹持ちがよく、ゆえに、庶民の食べ物の代表格。ガーナでは少し高級なのが印象的だったけど、そういえば、セネガルでは村で少し食べる程度で、なかなか見ない。これも割とたくさん作っているようなので、もっといろんな食べ方があるのだろうな。


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