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ブルキナファソ調査(2018年10月)‐② パイロット・ファーム

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2017年から始まった地球研「サニテーション・プロジェクト」。このプロジェクトが始まる前には、ブルキナファソでSATREPSのプロジェクトとして5年間研究をしてきたプロジェクトチームなのだが、このチームが中心となり、さらなる展開を狙い、地球研で再始動した。僕はブルキナファソ班の一員として、砂漠化プロ当時から付き合いのある、中北部州バム県で調査研究を始めることになった。このプロジェクト、サニテーション、保健衛生が中心的な研究対象なわけだが、もう少し具体的に言えば、トイレのことを研究している。特に人口が増える都市部においては、トイレの問題はすでに大きな問題。都市の中で暮らしているとわからないが、ブルキナファソでは処理施設が完全にパンクしている。たぶん、そのほかの国々でも同じような状況にあるはずだ。「処理」するのは当然なのだが、「処理」したものがどこに行くのか、「処理」できなかった汚泥はどこに行くのか…想像するだけでおぞましいわけだが、パンクしている、ということはそういうことなので、現実を直視して、解決策を考えねばならない。こんな風に、大きな負担になりつつある「トイレ」の問題。負担を解決しようとするのではなく、負担を価値あるものに変えようというのが、このプロジェクトの狙い。
ということで、ウンコを価値あるものに…と考えたとき、日本人の多くが、肥料に結びつく。それで、バム県では、農村部を主体に、どうやってウンコと付き合っているのか、また、肥料にすることはできないか、ということを考えるための調査を展開することにした。何をするかというと、少し畑を借り、そこを3分割して1つの部分にウンコ、真ん中はなにもせず、もう1つにこの地域で最もよく使われる肥料である家畜フンなどから作ったコンポストを、ザイの穴に入れる。あとは普段通りの耕作をしてもらう。これをパイロット・ファームにして、今年は作付けの実験、2019年、2020年と地域の人たちとワークショップを行い、その後トイレ行動に変化があるかを観察する、という筋道だ。
今年は5月にブルキナに来て、パイロット・ファームを設置。8月に別調査の合間に来た時には、下の写真のように、見事に草丈に差がでた。草丈だけ見れば、最終的に3:2ほどの差が付き、ある意味見やすい指標が出ることが分かった。
今回の滞在では、まず収穫作業をお願いした。実は収穫作業…

ブルキナファソ調査(2018年10月)-① 収穫の秋

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故あって今年は調査のことをあまり書いていませんが、まま、適当に現地には行っています。11月も見えてきた、ということで、黙っている必要もなくなった(大した理由ではないのですが)のでそろそろ書きます。と下書きに書いて、向こうでのネット環境が悪かったので、放置していました。

10月後半から11月。ブルキナファソは収穫シーズンを迎えていました。今年は雨が順調に降り、軒並み豊作。ここ数年、作況の良くなかったバム県でも稀に見る豊作だったとのことです。

ワガドゥグに到着したのが10月27日の夜、その翌朝にはワガドゥグを後にして一路コングシへ。コングシに着く前に当然のことながら、 チルメンガのところに顔を出す。都合で到着が遅くなったので、まずは仕事を済ませてから戻ってくることにした。街道沿いのカバレからチルメンガの家に向かう道、畑の様子を見せてもらった。ソルガムの穂は重そうに垂れ、オクラはすでに収穫され、最も大きく育ったものが種取用に残されている。



チルメンガのイエに着くと、ニコニコしながら出迎えてくれ、収穫したものを見せてくれる。ササゲ、ソルガム、オクラなどなど。そして、いつものやつが始まるのである。(つづく)


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