2016年3月31日木曜日

2015年度の業績

2015年度の業績です。年度内にいくつか書いたものがご報告できるかと思っていましたが、すべて年度またぎ。いやはや、今年も情けない…

しかし、今年度最後のセネガルでの国際ワークショップは今後の展開に大きな影響を与えることになるでしょう。何年か前に、ソメさん(ブルキナファソの6,7年来の親友)との約束の一つを果たしたし、そこでのセネガルの研究者との新たな出会い、日本の宗教学者や人類学者、フランスの人類学者たちとの親交の深まりは、研究体制の新たな礎となっていくでしょう。

あと、これまで一緒に研究をしてきた伊東未来さんの出版や、中尾世治さんの資料集の出版をお手伝いできたことは、僕自身の研究はさておいても、お二人の研究キャリアにとって小さくないものだっただろうし、それ以上に、数少ない日本における西アフリカ研究の新たな進展となったことは間違いありません。地球研の上の方の人たちは鼻にもかけてもらえないような気がしますが、プロジェクトとして、大きな業績。きっと、人類学やアフリカ地域研究の世界の人からは歓迎されているように思います。ともあれ、少し大きな仕事は終わったし、次は自分の番。来年度のご報告では、ペーパーが山ほど出ているはず…


【監修】
◆中尾世治・Ibrahim Kalil Mangane(著), 田中樹・清水貴夫・遠藤仁(監修), 2016, 『ムスリム文化連合ヴォルタ支部資料集:ムスリム文化連合ヴォルタ支部の設立からムスリム協会までの50年について(ボボ・ジュラソ、1962-2012)』総合地球環境学研究所「砂漠化をめぐる風と人と土」プロジェクト

【編著】
◆田中樹・石川智士・清水貴夫・遠藤仁(編)2016.3, 『人びとと出会い考える-総合地球環境学研究所TD座談会記録-』総合地球環境学研究所

【報告書・エッセイ】
◆「フィールドぶらり2 「高島」トチノキにあいにゆく・みんなで考える-朽木・知内で語り合う「私たちの」インターディシプリナリティ」2016.3, 地球研若手研究員連携プロジェクト(編)三村豊・鎌谷かおる・手代木功基(編集)
◆「フィールドぶらり3 「尾道」坂道をあるく・みんなで考える-「尾の道」のランドスケープ」2016.3, 地球研若手研究員連携プロジェクト(編)三村豊・清水貴夫(編集)
◆清水貴夫, 2015.10. 「アフリカの「知恵」と私たちが今すべきこと」 グローバルネット(299), pp12-13, (一財)地球・人間環境フォーラム
◆清水貴夫, 2015.4.「ストリート・チルドレンから「アフリカ子ども学」をかんがえること」Child Science Vol.11, p56 日本子ども学会 (第11回「子ども学会議」報告より)


【口頭発表】
◆Takao SHIMIZU, 2016.3.15., Les mobilité saisonelle d'enfant de la rue à Ouagadougou, le resultat de recherche statistique, Internationale workshop 'Des vies d'enfants en Africa, Saint-Louuis, Sénégal
◆清水貴夫, 2016.1.15. 「「ローカル・ナレッジ」と「適正技術」に関する一考察:西アフリカの半乾燥地の水食対策の事例から」『アジア・アフリカ半乾燥地の社会・生態変化への適応』於.酪農学園大学, 酪農学園大学・学内共同研究プロジェクト, 総合地球環境学研究所「砂漠化をめぐる風と人と土」プロジェクト(主催)、日本沙漠学会沙漠誌分科会(共催)
◆Takao SHIMIZU, 2015.12.3, 'Why does his knee had to be broken? Exposing the discrimination against an African resident in Japan', "Beyond the "North-South": New territorialities between Africa and Asia", Paris, EHESS and Fondation France-Japon.
◆清水貴夫, 2015.11.28, 「風土に根ざす住まいの伝統と変容:ブルキナファソ・カッセーナの調査から」【趣旨説明】, 第233回中部人類学談話会・まるはち人類学研究会・地球研(共催)
◆清水貴夫, 2015.11.15., 「西アフリカ・半乾燥地の水食をめぐるローカル・ナレッジと人びとの営み」日本沙漠学会沙漠誌分科会・乾燥地土壌と人々の生業に関わる研究会, 於首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス(東京都文京区)
◆Takao SHIMIZU, 2015.9.24-9.26, 'Why his knee was broken?- Exposing the discriminatino against an African resident in Japan", Asian Studies in Africa: Challenges and Prospests of a New Axis of Intellectual Interaction, Ghana University, Accra, Ghana.
◆清水貴夫, 2015.7.8「西アフリカ・イスラーム圏における「就学しない」子どもたち:イスラームの宗教実践とその規範を中心に」国際開発セミナーシリーズ(大阪大学人間科学研究科グローバル人間学系(主催)、日本アフリカ学会関西支部(共催)、「アフリカの子どもの生活―保健医療と教育―」於.大阪大学
◆清水貴夫, 2015.5.23-5.24, 「ブルキナファソにおけるストリート・チルドレンの季節移動に関する一考察-2度の統計調査より-」第52回日本アフリカ学会研究大会. 於.犬山観光センター“フロイデ”
◆清水貴夫, 2015.4.10. 「西アフリカ・イスラーム圏におけるフランコ・アラブ学校についての予備的考察」.第15回 アフリカ教育研究フォーラム. 於. 広島大学東広島キャンパス 

【教育】
同志社大学、理工学部環境システム学科「環境システム論」2015年5月(リレー講義の1回)

【学会運営】
◆"Des vies d'enfant  en Afrique"(大会総括、研究発表)2016年3月15日、Université Gaston Berge, Saint Louis, Sénégal、地球研「砂漠化をめぐる風と土と人」プロジェクト・日本学術振興会ナイロビ事務所、LASPAD共催。TICADⅥ公式プレイベント。

【海外調査】
2016年2月25日~3月20日 ブルキナファソ、セネガル
2015年12月20日~12月29日 ブルキナファソ
2015年9月22日~10月18日 ガーナ(学会発表)、セネガル、フランス(研究会発表)
2015年6月1日~6月28日 フランス(打ち合わせ)、セネガル、ブルキナファソ


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2016年3月28日月曜日

田中樹・石川智士・清水貴夫・遠藤仁(編)『人びとと出会い考える-総合地球環境学研究所TD座談会記録-』


2014年後半に開催した座談会の記録がようやく出来ました。僕のパートは、「第四部 自らに問う 表現することの可能性と限界-表現者と社会をつなぐもの」というところで、3回の座談会を纏めました。1回目が山形豪さん(自然写真家)と山中章子さん(フリージャーナリスト)、2回目が村上宏治さん(写真家)と麻生祥代さん(写真家)、3回目が小松義夫さん(写真家)と松崎美和子さん(フリーライター)でした。

トランス・ディシプリナリティ(TD)という、わけのわからない概念を、我われ研究者と同じ表現者との対談から考え直してみようという企画です。企画者としては、ざっくばらんに科学者批判も出たし、そこから地球研が大上段から提唱するTDが、すでにいろんなところで語られているいろいろな考え方の焼き増し(さらに言えば劣化版)であることは指摘し、さらに、もう一度足元を見直して考え直すことを提唱できたかと思います。所内でもおそらくは対して読まれないと思いますが、真正面から議論できれば、面白い話になったのではないかと思います。

部数に限りはありますが、ご希望の方にはお送りいたしますので、メッセージから送り先をお知らせください。

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2016年3月23日水曜日

さらばヴィラオーク


帰国翌日。年明け、引越業者を決めてから、コツコツと「本」を梱包していたのだけど、出国前にあまりの終わっていなさに、友人二人(うち一人は、昨日本を紹介した伊東さんという…)にヘルプをお願いして梱包作業。昨日、梱包した荷物を引っ越し業者に託し、いよいよ、京都の住まいには雑巾とゴミを遺すのみとなった。

モノが高いだの、不便だの不平不満ばかりを言っていた京都だけど、こうして、モノが次第になくなっていくと、全くもって寂しい。心から楽しかった名古屋を去るときは洋々たる気持ちだったので、いつでも帰ってやろう、と思えたのだけど、なんか今回はえもいえないもの寂しさに包まれている。とても楽しい仲間や上司、また、時々ホームパーティをして過ごすリラックスした時間、また、連れ合いとも時間が合えば映画や外食に気軽に行けたこじんまりした空間。意外にもお気に入りの街になっていたような気がする。

4年間。どうなんだろう?長かったのか、短かったのか。ちょうど大学の1年生から4年生の時間。きっとそのときよりも濃密でいろんなことが出来た時間。その時間、僕らの帰る場所だった、ヴィラオークというアパート。別になんの特徴もない建物なのだけど。

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2016年3月22日火曜日

伊東未来2016『千年の古都ジェンネ 多民族が暮らす西アフリカの街』昭和堂



畏友、伊東未来さんの本をご献本いただきました。

一昨年、博論をまとめて私の所属するプロジェクトから「フィールドノート」として出版したものを、さらにブラッシュアップして完成させた本です。伊東さんの渾身の作となるでしょう。

この本になってからまだ全く読んでいませんが、伊東さんが調査をした後、マリは戦火に見舞われ、おそらくはこの先10年くらいは「調査」という形でまとまった時間このあたりに入れないであろうことを考えると、この本は、この先何年にも渡り、ジェンネを描いた書物の最新作であり続けるでしょう。この意味だけでも、この本が世に出たことは価値あること。また、伊東さんの独特の優しい文体は、研究書という形をとっているものの、より多くの人の目にふれていくのではないかと思います。平和で豊かな時代のマリ、西アフリカを描いたこの本を読み、多くの人がこの地域の平和が取り戻されることに思いを馳せること、それもこの本に期待されることです。

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2016年3月19日土曜日

食文化シリーズ ケトハKetoha


気温39度、湿度10%。数日前のセネガルの内陸部、トゥーバの気象計の数字です。暑くて乾燥している中、もはやほとんど汗をかくことはなく、いや、汗はかいているけど、すぐに蒸発してしまって、塩でサラサラする。もちろん、水は確実に放出していて、それに加え、塩分もかなりの量出て行っている。すると、味の濃いものを欲する…

僕のようなデブは別のことを気にしなければならないのだけど、熱射病や熱中症を考えると、ある程度は塩分もとらなければならない。そこでこれ。ケトハKetohaとノートにメモしているのだけど、これが正しいのかどうかは、知ってる方教えてください。

これ、今回はかなりの回数食卓に並んだような気がする。原料になる魚は1種類ではないけど、一通り、塩を振って乾燥させた、乾燥アンチョビのような感じで、塩気に魚のアミノ酸、うまくないはずはない。そして、チェブ・ジェンなどに時々添えて口に入れると、いつもの味を変えてくれてなかなか重宝する。おそらく、保存食としての意味合いもあるだろうから、内陸でも食べられそうなものだけど、今までワガドゥグあたりでお目にかかったことはない。海のある国、やはり食の深みを増すことを実感させられた食材です。

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2016年3月18日金曜日

Workshop à Saint-Louis(Sénégal) 'Des vies d'enfant en Afrique'


3月15日。ここ数か月、この日を目指してやってきました。当初は、ワガドゥグで開催するはずだった、僕が「科研費」で行った調査の報告会…1月16日のテロ(よりによって、開催を予定していたホテルがその隣という…)によって参加者の所属先からの許可が出ずに、急きょセネガルの北部サンルイ市(Saint Louis)に変更しました。

そもそも、日本学術振興会ナイロビ事務所の協賛を得て開催の予定だったので、何人かゲストを呼ぶつもりではいましたが、サンルイで開催することになり、ガストン・ベルジェGaston Berge大学のご協力まで得られることになりました。結局、10名ほどの参加者、さらにフランスからも2名の参加を得て、盛大に行われることになりました。また、青年海外協力隊、大学生からも発表していただけることになって、会は1週間前にセネガルにわたってからどんどん広がっていきました。

一旦予定していたものをすべてゼロからやり直したため、ロジはてんてこ舞い、自分の発表は遅々として進まず、さらに体調は最悪。開催前の数日間は不安しかありませんでした。しかししかし、ご本人が当日いらっしゃれないも関わらず、サンルイでのロジを整えてくれた、ルボーさんや、そのあとを継いでくれたペンダ・バさん、そして、大いに盛り上げてくれた学振ナイロビ事務所の溝口さん、先日まで京都で一緒だった、アザールさん、突然、司会を振ってしまった伊達さん、さらに、調整弁になってくれた伊東さん、そして、もう海外で4度も一緒に発表をした亀井先生、みなさんのご協力のおかげで本当に立派な会になりました。一応、会でも謝辞を述べましたが、改めて、こうしたみなさんのご協力、また、真摯な研究のおかげで、研究交流が可能となり、そして、この先の洋々たる展望が開けたのだと思います。この場でもう一度深い謝意を示したいと思います。

内容は、どこかでまとめておきたいと思います。なかなかできない会ですし、僕も何らかの形で残したいと思っていますので、少しアイディアを温めたいと思います。

ひとまずは今回の滞在のタスクはこれで完了。明日の朝出国します。

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2016年3月14日月曜日

【食文化シリーズ】「C'est bon!セボン」@セネガル



朝からダカールを出て、再びサンルイに向かう。今回のメインイベントのワークショップを開催するためなのだが、とにかく走る。お昼過ぎに無事にサンルイに到着。まずは腹ごしらえしてからということで、サンルイの名店、Galaxyへ。

注文するのは、Plat de jour(本日の定食)。カウンターで、「今日の定食はなに?」と聞くと「セボンC'est bon(すばらしい)」。C'est bonってなによ??「すばらしいわC'est bon!」という、おそらく鉄板のやり取りを経て、まあ、食べてみようじゃないか、ということで注文。

待つことしばし。まず、無愛想な感じで、四角く盛られた白米と鯛のから揚げ。そのあとで、オゼイユとスンバラのソース、さらにヤッサ風のタマネギソース、パームオイル、それにレモンとトウガラシ。これを各々混ぜ混ぜして食べてね、というセネガル風のビビンバのようなもの。セネガルに来てから食べていなかったスンバラが食べられたのがよかったし、いつもの事ながら、魚も美味い。C'est bonで間違いなかった、という話でした。

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2016年3月12日土曜日

さらにGo West!!

(http://www.nishimatsu.co.jp/solution/pfi/works/05.html)

出張中ですが、帰ったら本の紹介などで、ブログネタが結構あるので、今のうちに書いておきます。

4年間お世話になった地球研を3月末で辞去して、4月からは広島大学教育開発国際協力センター(CICE)に転属します。

地球研の4年間は自由にさせてくれた上司や刺激的な同僚に恵まれて、とても充実した研究生活を送ることができました。成果は…とてもこの環境に見合ったものではありませんが、そろそろ掲載される「食文化」や、アフリカ一辺倒だった僕にとって初めての日本をテーマにした何冊かのブックレット、これももうすぐ刊行されますが、「表現」をテーマにした座談会の記録など、まったく違った角度からの研究を進められました。残念ながら、博論はほぼ手が付きませんでしたし、また、自分のプロパーの研究に関しては、今考えると、ずいぶんさぼってしまったのですが、その間に得た財産は全く持ってかえがたいものとなりました。

転属先の広島大学。研究会やシンポのロジはそこそこあるものの、また比較的自由度の高い職場と聞いています。初の大学勤めで、学生のいない研究所とはまた雰囲気の違う職場であることは間違いないですが、地球研で得た知見や経験を活かしながら、新たな環境で研究を進めたいと思います。


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難航、休息

前々回のエントリーでも書いたが、今回は初手から体調不良に悩まされた。

3月5日未明にセネガルに到着、そのまま夜を徹してサンルイに移動し、今回開催予定のワークショップの打ち合わせをした。この打ち合わせ相手、本当に親切によくしてくれるのだけど、あいにく当日はパリに戻らねばならないとかで、この日しか空いていなった。そのためにこの強行軍を敢行し、翌日ホテルに目星をつけて、6日夕方にはダカールへ。亀井先生と合流した。

ちなみに、3月5日には、写真家の小松義男さんご夫妻と合流。楽しいひと時を過ごし、ちょうどダカールに戻る日が重なったので、車に同乗していただいて移動した。

この時、実は体調は最悪。すでにマラリアや熱射病は全く影響なかったが、微妙に足が痛くなってきていた。7日になると、痛風の発作であることは確実。8日に左足、そして、9日には右足、とほぼ歩行困難状態。その間も咳が止まらず、小松さんから頂いた、コンタック咳止めで何とか急場をしのぐことになった(これがかなり効いた)。

そして、こちらのロジを何とかやりつつ、プログラム作りと自分の発表の資料作り。結局車を3台にすることにして、今回いらっしゃる方を配置。スケジュールの都合を加味しながら、何とかかんとか押し込んだら、「俺は嫌だ」と言い出す人がいるやら、もうグチャグチャ。それでも、何とか昨日あたりでいったん収まりを見せ、何とか開催はできるかな、というところまで来た。

そして気が付いたらもう11日も終わり、明日には、新たな訪問者のお迎えなどもある。でも、1週間、アポもすっぽかされて、2度ほど外食したくらいで、昼寝を取れるくらいの余裕のあるホテル生活を楽しんだ。連れ合いに言われて気が付いたけど、年末に帰国してからも、出張、連れ合いの出産、引っ越し先を決めたり、荷造りをしたりとかなり体を酷使していたから、きっとそういう蓄積だったんだろう。足は痛かったし、咳は体力を奪う(腹筋と背筋が今でも突っ張っている)ので、「休めてよかった…」とは思えないが、カラッと涼しいダカールでの貴重な休息期間となった。


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2016年3月8日火曜日

食文化シリーズ ビヨBiyo


3月に入って、カッセーナ調査も3日目。3月に入ったばかりとしては、格別に暑い日。体調も悪いまま調査を敢行。朝8時からなんとかかんとか、その日のタスクをだいたい終え、お昼の時間になった。この日はお願いしていなかったのだけど、どうぞ、と言って出てきたのが、一見するところ、バーベンダ。ビヨBiyoというそうです。

以前、紹介したザカリアさんのお宅のバーベンダが、比較的ビヨに似ていたので、カッセーナのババさんや、ラミンに「モシのバーベンダと一緒?」と聞くと、まったく違うという。何が違うかというと、まずこの料理に使われるのが、オゼイユで、バーベンダはいくつかの葉が混ざっているという。なるほど。そして、バーベンダは基本的にコメと葉が中心だが、ビヨは、ラッカセイの砕いたものがかなり多かった。ザカリア邸のバーベンダは少しアレンジをして、トと一緒に食べるためにラッカセイ中心だったから、これに近く感じたのだろう。

使われているのは、オゼイユ、ミレット、ラッカセイ、そして、おそらくお客さんだったから、キャベツも入れてくれていた。昨日紹介したカニョコと並んで、胃に優しい一品。

次回の調査があるのであれば、毎回村に頼もう、そう決意させました。

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2016年3月7日月曜日

食文化シリーズ カニョコKanyoco @カッセーナ

年明けから厄払いをしなければ、と思いながら、さぼってしまったためか、今回の調査は最初からマラリア、熱射病、気管支炎、痛風発作という四重苦に苛まれながらの調査スタートとなった。

何とか、少しずつ日常の状態に戻りつつあるが、まだ咳がつらい。ともあれ、厳戒な警備体制のもとにあるブルキナの調査をそうそう休んでいるわけにもいかず、5日間の行程を終了した。その翌々日にはダカールに向けて出発するはずが、なんとエール・ブルキナの2機の飛行機のうち1機が故障、1機のみによるスクランブル運行のおかげで、ダカールに着いたのは翌日の午前2時(またか…ほんとにお祓いいこ)。

ともあれ、久しぶりの食文化シリーズ。今回は調査チームのみんなの顔がほころんだカニョコKanyoco。間違いなく、今回のカッセーナ調査の人気ナンバーワン。



ただの葉っぱ炒め。されど穀物+油+少量の動物性たんぱく質、という生活の続くこのあたりの生活では、これだけの葉っぱを食べることはめったにない。

食べた感じでは、カニョコ(オゼイユ?)とタマネギ、スンバラ、魚出汁で炊き合わせたような感じだろうか。葉の歯ごたえはないが、「野菜を食っている」という実感は非常にある。これだけで食べる者、ご飯とソースと一緒に食べる者など、いくつかの食べ方があったが、これはこれだけで食べるのが正解らしい。とにかく体に優しい一品。

カッセーナでは常食らしいが、モシでは見られないそう。ほかのところはどうだろうか?

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