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10連休に突入しました

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今年のGWは平成から令和への改元の影響もあり10連休となった。クレイジーである。貧乏人は10日も休みをもらってもすることがないのに。我々も例にもれず、昨年来の超高額な引っ越し代を負担した影響がまだ尾を引いており、もうしばらくの緊縮財政中。そんなわけで、10連休はお金を使わないように、近いところで遊ぶ。そして、世の中の時間が止まっていると信じて、京都に来て以来、たまっている仕事を片付けて、少し(仕事の)貯金を作る!。

3月、4月と新しい環境になって家の中も混乱状態にあったのだけど、僕らは個人商店みたいなもんなので、変わらずあるルーティンをこなし、さらに、突然入ってくる仕事に対応していると、メールの対応すらおぼつかないことも多かった。とりあえず、この感じの生活は5月18日-19日のアフリカ学会、そのあとのブルキナファソ調査までは続く(そこらへんで落ち着くといいのだけど…)。

ただ、ちょっとブログもご無沙汰しすぎたので、もう少し更新できるようにします。というか、この間、何冊もご著書をいただきながら、「下書き」にはしているにも関わらず、アップするまでには至らず、若干の広報協力もできていない(FBもしばらく休業状態にて)。このあたりもGW中にあげられるようにしよう、と心に誓っている…のだけど…

『ブルキナファソを喰う』出版記念イベント

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約60名の方にお越しいただき、2月19日にイベントが開かれました。当初は人が来なかったらどうしよう…という恐怖に震えながら準備をしていましたが、ふたを開ければ、定員いっぱいの、懐かしい顔、いつもの顔、そして初めてお目にかかる方もたくさんいらしていただけました。

話は高野さんとの共通の関心事である「スンバラ」、ブルキナファソの旨い肉の話、そして、ちょうど3週間ほどブルキナファソに行ってきたばかりの高野さんのアブドゥルの話…このイベントにたっぷりとブルキナの香りを漂わせてくれました。そして、この「ガイド・ブック」を始めて使ってくれた方として、その使い勝手をご紹介いただきました。

約2時間のトークイベント、そして、その後はトやリ・グラなど、ブルキナファソ料理を中心とした食事会。…だったのですが、僕は皆さんからサインを求められる、という、まあ、きっと今後全くあり得ない展開で、ただでさえ緊張していたのが、さらに慣れないことをやったもんだから、この寒いのにすっかり汗だく。高校時代の同級生が気を利かせて継いでくれたビールの旨いこと…

そんなわけで、無事にこのイベントも終わり、これで本当にようやく一仕事が終わりました。


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第6回グリーンイメージ国際環境映像祭@日比谷図書文化館コンベンションホール

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2月22日~24日に日比谷図書文化館コンベンションホールで「グリーンイメージ国際環境映像祭」が開催されます。なんと、ここで開かれる「「2050年」のアフリカを語る」というトークセッションで登壇することになりました…いや、これはなかなかドキドキもの。ちなみに、通訳としてもデビューです…これも恐ろしい…

フリートークなようですが、いくつかネタは用意していかねば、と思っています。今週末の出版記念イベントの資料はだいたいできたので、それが終わったらこちらの準備にかかります。

しかし、ここに出展される映像作品の数々はなかなか興味深いものが多く、勤務先の地球研とも非常に相性がよさそう。なんらかの形でリンクできるようになるといいのですが。


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あれから

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研究者としての幅を広げる、その時のポジションより少しよい待遇を求めて、そして、研究者としての寿命を少し伸ばすため…こんな動機からちょっとしたつまみ食いくらいのつもりで食いついた広島のポジションでした。自分の能力の低さや、オールラウンダーでありたいと思った自分が意外にも何もできないことを痛感させられた2年間を経て、そこでの多くを失い、2018年度は自分のキャリアと、家族を路頭に迷わせることになった1年でした。それでも、年老いた自分の母親に数か月間ではあったけれど、孫との生活をプレゼントできたこと、すっかり老け込んだ母が少し元気になったこと、弟が少し刺激を受けてくれたこと、そして、自分で自覚できていなかった自分自身の疲弊を回復できたこと、悪いことばかりではなかった1年間でもありました。当初掲げた博士論文はまだまだ道半ばですが、先日お知らせしたような単著が1冊、共著が1冊でき、調査の方もまずまず充実したもので、これからの仕事の下地も少し作れもしました。

そして、今更ですが、2018年の夏ころから少しずつ動き出したプロジェクトに身を投ずるべく、1月の末に再び京都に戻ってきました。そのプロジェクトは、日本の大学初のアフリカ出身の学長となられたウスビ・サコ先生の京都精華大学に新設される「アフリカ・アジア現代文化研究センター」の設立にかかわるものです。そして、その合間に古巣の地球研にも勤務させてもらうことになりました。かなり強引にこの時期の転居を決めましたが、自分なりにこの数か月の環境を読み取り、このあたりが時期だろうという分析を元に決めました。本当に周囲の皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ないのですが、でも僕のHelp!を読み取っていただけた皆さんに感謝しています。生活の面ではまだ予断は許しませんが、まずは生活を安定させ、そして、さらに発展させて楽しいこと、たくさんやってきたいと思っています。

引き続きご贔屓いただけますと幸いです。


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新刊紹介・澤村信英(編著)『発展途上国の困難な状況にある子どもの教育』明石書店

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澤村先生(大阪大学)の編著が出ました。僕は第10章「ブルキナファソの「ストリート・チルドレン」と教育-近代化とイスラーム文化のはざまに生きる子どもたち」という論考を寄稿させていただきました。

16名の執筆者による約400頁の大部です。僕以外はほぼ比較教育学を主学会として活躍されている方々で、方法論や論文の型式にも、客観データから論を積み上げているものがほとんどです。

ざっと見る感じで、インクルーシブ(「包摂」…でいいんだと思いますが)、つまり、この本のタイトルにあるような「困難な状況にある子ども」を、いかに「社会」に組み込んでいくのか、もう少しこの本に寄り添った言い方をすれば、「社会に溶け込みやすく」するのか、ということを考えていこう、というのがこの本のテーマなのではないかと思います。「社会」、「困難さ」、「包摂」…こうした一つ一つのタームは、貧困問題を考える上で、とても馴染みやすいのですが、実はこれらがどのような概念なのかは、この本一冊の中だけでもグラデーションがあるように思います。僕が考える課題の一つは、このあたりの単語をしっかり定義していくことではないかと考えているのですが、そうすることで、この本はより展開力を持った議論になるのではないかと思っています。

そんなわけで、もう一冊出ました。書店等でお求めいただければありがたいですが、若干値段も高いので、地元の図書館などでリクエストしていただければ嬉しいです。


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『ブルキナファソを喰う』刊行記念イベント

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現物も間もなく出版となりますが、これに合わせてイベントを開くことになりました。

ゲストはなんとノンフィクション作家の高野秀行さん。昨年11月に『辺境メシ』を刊行されたばかりです。バーター狙い?…いやいや。そんなことはありません。高野さんにはオビをお願いしましたし、本書の中にも登場していただいています。

そんなわけにて、参加ご希望の方はブログのコメント欄かHPのメッセージ欄から。①お名前、②ディナーの出欠を教えてください。


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祝刊行!『ブルキナファソを喰う アフリカ人類学者の西アフリカ「食」のガイド・ブック』あいり出版

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とうとう出ました~!!!

2017年の10月ごろから作業をはじめ、この年末年始でようやく脱稿。2,3週間後には書店に並ぶ予定です。

この1年と数カ月、シリーズ・エディターの寺田さん、編集の上瀬さん、デザインを担当してくれた和出さん、そして、あいり出版の石黒さんとの編集会議が楽しくて、この作業が終わってしまったのが、若干寂しいのが正直なところ。しかし、なにはともあれ、初めての単著です。

学術書(これもそれほど遠くないうちに!)ではなく、「ガイド・ブック」として、旅行書に類するものですので、「楽しく」ブルキナファソの食、文化のことを知ってもらえるのではないかと思っています。すでに15年になろうとする僕のブルキナファソでの生活。書ききれないこともたくさんあった半面で、書いていて、まだあまりブルキナファソのことをちゃんと知らないな、と感じた場面も多々ありました。もっと勉強して、面白いものが書けるようになりたいと思っています。本書中の諸々、注意深く書いたつもりですが、どうか間違いや新たな知識は遠慮なくご指摘・ご教示いただけると嬉しいです。

実は、この本の元になったのは、このブログ。この辺のことは本の中にも少し書いてあるので、そちらを見ていただくとして、最初のお知らせはこのブログでさせていただきます。

この発売に関連して、いくつかイベントも開いていく予定にしています。こちらのブログ、Homepage(http://shimizujbfa.wixsite.com/shimizupage)、SNS等でお知らせしていきたいと思います。


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フルベの村が襲撃される(2019年1月1日)

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昨日のブルキナファソの非常事態宣言に続き、おそらく関連すると思われるニュースをもう一つ。

2019年1月1日、マリ政府はマリ中部のフルベの村に住む37人の市民が殺害されたことを発表した。


*****France24の記事の意訳*****
政府発表によると、37名が殺害されたのは、モプチ州バンカス・セルクルのクロゴン・ハベ・コミューンのコロゴンという村で、水曜日の夕方に伝統的なドゾ*の衣装を来て武装された数名が押し入って発砲したとされる。村に住む遊牧フルベのアッライ・ヤタラ氏は「早朝我々を襲ったのは、10名ほどの民兵だった。彼らは完全に武装されており、ドゾの伝統的衣装を着ていた。我々の村長のムッサ・ディアロはその攻撃の後死体で見つかった。そして、彼らの家族も一人の少女と老女が殺害された」と述べる。

これらの事件は、伝統的遊牧民のフルベと農耕民のバンバラ、ドゴンの間に起こったもので、4年間にわたってジハーディスト・グループの首領アマドゥ・クファによって引き起こされた。この紛争で、2018年には双方のコミュニティで500名の死者を出し、最終的にアマドゥ・クファはマリ正規軍によって殺害された。

マリ北部は、2012年3月-4月にジハーディストの手に落ち、2013年1月のフランス軍の介入により北部に追いやられたが、こうした紛争はこの地域で持続しただけでなく、中部、南部マリに伝染した。そしてそれは、ブルキナファソやニジェールにも。

*フルベからドゴンを守る伝統的「狩人」が”ドゾDozo”として知られる。つまり、ジハーディストに対抗する二つのコミュニティの関係性の悪化のために起こった紛争だと言えるだろう。
**************************
お茶好きでお客好き。好奇心が強くて、身軽に様々なところを飛び回る。僕のフルベの印象だ。個人レベルでの印象ともっと大きな枠組みの印象は大きく異なるのだけど、年末にブルキナファソで起こったフルベの村の襲撃事件は、大いに関わっていることを想起させる。そうであって欲しくないとは思うが、地続きのアフリカ大陸内での出来事。あまり楽観的に見ることができない。この暴力の連鎖は複雑でわけがわからない。そして、メカニズムを紐解いたところで、残念ながら有効な策がとれるかもよくわからないのが現状だ。

[引用ソース]
France24(AFP at…

ブルキナファソで非常事態宣言

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明けましておめでとうございます。

新年早々ですが、ブルキナファソが若干きな臭いので、いくつかのニュースを書き留めておきます。いわゆる「ジハーディスト」「イスラミスト」と呼ばれる過激派による襲撃が頻発しているようです。

ロイター(2018年12月31日)によれば、2016年1月にワガドゥグ中心部で30人の死傷者を出したテロ以降、Jama’at Nasr al-Islam wa al-Muslimin (JNIM)によるマリ国境を中心とするブルキナファソ国内での襲撃が激化している。


12月28日にはトエニ(Toeni、同国北西部)で10名、31日にはイルグーフルベ(Yirgou-Foulbe、Centre-Nord)で13名の死者をだしたように、イスラミストの影響は拡大している。それまでのイスラミストの襲撃は北部に集中していたが、次第にトーゴ、ベナン国境に拡大し、二つ目の危険地域を形成し、28日の北西部トエニでのテロ発生を受け、ブルキナファソ政府は、非常事態宣言を発令し(12月31日)、7つの州*(région*, Haut Bassins、Boucle du Mouhoun、Cascades、Centre-est、Est、Nord、Sahel、上図参照)の軍備を増強することを決定した。(2018年12月31日 France24)

France24によれば、2015年のワガドゥグのテロ以来、こうしたテロによる死者は270名を数えブルキナファソは大きな痛手を受けている。

2018年12月31日 France24 (https://www.france24.com/fr/20181231-burkina-faso-etat-urgence-plusieurs-provinces-violences-jihadistes?fbclid=IwAR1TO5tClpSx52WODcOKJjhZwIyzpBB989fB05pT16Wajh4gaKJmVZRPxsA&ref=fb_i)


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