横浜

もう15年も経つんだな、なんて感じてしまう。ずいぶん土地勘も失って、迷いまくりでみっともない。

横浜は大学生時代を過ごした街で、初めて親元から離れたり、今の道に導いてくれた恩師と出会った場所であり、自分がちょっと真面目に人生のことを考え始めたりした場所。それなりに思い入れがあって、当時の友達とも縁遠くなってしまったな、とか、いろいろなところに思いを馳せてしまう。

住み始めたのが1995年で、サリン事件があったり、阪神淡路大震災があったり、大学に入るとNGOの話題でもちきりだったり、1998年の就職活動の時はいわゆる氷河期の前の年で、みんなずいぶん大変な思いをしていた。それなりに大変な時代の中を割と楽しくやらしてもらった。

少しセピア色の思い出ばかりで、当時よりもさらにきれいになった横浜はなんか眩しい。昔馴染みのお店にでも顔を出してみようかと思ってみたりするけど、ちょっと気恥ずかしかったりで、どうもそんなつもりにもならない。

いい時代だったけど、もうそこに戻るわけでも戻りたいわけでもない。ほんの少しの滞在だけど、今の自分と横浜を楽しむとしましょう。

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