喉の小骨と足の裏にべったりと張り付いたコメを取るとき

もう2年半、いやいや、最初の原稿を仕上げてから3年が過ぎようとしている。すでに、一部のデータは公表してしまったものもあり、むしろ申し訳ないことだらけ。指導教官以外の方にも、ずいぶん励ましていただき、どうにかこうにかやってきた最後の査読。実は、まだ、こんなところでつぶやいてもいけないのだけど、「修正後掲載可」の通知。そして、まだ何を修正しろと言われているのかということも読んでいないのだけど、たぶん、これでいけそうな手ごたえ。

この論文が掲載されることが一応のけじめ。指導教官からの、博士論文執筆条件として、提示されたものが形になりそう。この論文、いや、論文というか研究ノートになったのだけど、これが何とかなる、というのは、まさに喉に刺さった小骨のようなもので、研究を前に進めようと思っても、これが気になって全くうまくいかない。前職の上司からは、「博論なんて足の裏についたコメ粒のようなもの。取ってもなんのことはないが、取らない時になる」こんなことを言われていたから、つまり、喉の小骨が取れかけて、ようやく足の裏のコメに気を回せる。

これだけ気になるものがあって、この3日間の発表やら、就活やら、エッセイやら、小さい原稿やらずいぶんやってきて、僕はさぞかし感度の悪い人間なのだろう。まあ、それも良くもあり悪くもあり。

ともあれ、コメントが途方にくれるものではありませんように。そして、今度はさっさと上げよう。


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