20140208-23調査の中間評価

今回の約半分の調査日程が終了した。今日でブルキナファソ調査の半分が終了して、明日から1週間、セネガルでの調査となる。

とにかく今回は、「ストリート・チルドレン」の統計調査が中心であり、この最初の半分はひたすらその調整に追われ、その合間にプロジェクトの調査を行うという形を取っている。今朝もこの調査でお世話になっている人の訪問を受け、朝ごはん前に少しお仕事だった。何とか、調整は大方済み、ワガドゥグに戻る3月3日、4日、5日と本調査が行えることになった。これはこれで良しとしよう。

プロジェクトの調査の方も、今回は調整業務が多かった。いくつかの課題のうち、半分くらいは済んだけど、こちらはまだまだ。統計調査が終わったら、片づけられるものからどんどんやっていくことにする。ただ、調査プロットの関連性が薄いのだけど、玉ねぎの貯蔵方法やら、排泄物の畑への利用に関しては面白いデータが出てきたし、玉ねぎの貯蔵法を通して、バム県の野菜栽培の違う側面が見えてきた。これはこれでどこかで使えそうなデータなので、今回の収穫物(副産物?)として、持ち帰りたいと思う。

最近はいつもなのだけど、フィールドワークと言ってもヒットアンドアウェイのポイント調査が多くて、人類学云々いうのは少し恥ずかしくなってきた。しかし、とにかくデータを集め、それを組みなおして成果を出さねばならないので、とにかくこの調整業務を最低限の労力でこなしながら空いた時間にデータ収集をしなければ…というのが、今のところの現状。

ブルキナは残すところ後10日ほど。統計調査で3日は最低とられるので、その残りの7日をどうするか。勝負の1週間である。

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