2016年2月15日月曜日

中尾世治・Ibrahim Kalil Mangane(著)『ムスリム文化連合ヴォルタ支部資料集:ムスリム文化連合ヴォルタ支部の設立からムスリム協会までの50年について(ボボ・ジュラソ、1962-2012)』


西アフリカの人文学研究の期待のホープで、ブルキナファソ研究の盟友、中尾世治さんの資料集が出ました。偉そうに監修のところに名前を入れていただいていますが、僕がやったのはロジのみで、中尾さんの努力の賜物です。

はっきり言って、マニアック以外に表現のしようがないのですが、西アフリカのイスラーム史の研究では、大きな穴一つをしっかり埋めてくれるものだと思います。これまで、マリのイスラーム史に関しては、日本では中尾さんのお師匠さんでもある、坂井信三先生がまとまったお仕事をされていますが、その東側はまだまだやらねばならない仕事があります。独立後から現在までですが、坂井先生の仕事にこの資料集が付け加わることで、西アフリカのイスラーム史研究が進展した、と言えるかと思います。もちろん、ブルキナファソの宗教研究、地域研究という意味でも、大変意義深いものです。

昨今のアルカイダやボコ・ハラムがらみで、十羽一絡げにされてしまいがちなアフリカのムスリム。こうした地道な作業の末に、よりよい理解がなされるのだと思います。

ともあれ、中尾さん、お疲れ様でした。益々の研究の進展をお祈りしています。

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