2010年7月9日金曜日

調査計画書(2010年夏)

これをさらしておこうと思ったのです。自分に緊張感を持たせるためにも…

今回は、コーラン学校の調査…と銘打ってやってきました。一応、前回の調査で目星をつけてきたのですが、これまで20回以上見学を断られてきてコーラン学校…調査協力者ともう一度打ち合わせと思い、挨拶を合わせて、人に会う日々です。正味2日目で、前回もお世話になったアミノゥ、ずーっとお世話になっているKEOOGOのウスマン、後、街で見かけたと言ってホテルに駆けつけてくれた元ラスタ、現在は「敬虔」なムスリムのラミン…新旧の調査協力者総出で相談に乗ってもらっています。

早いところホテルを出たいのですが、来週真ん中くらいまでかかりそう。可能であればトラムダキュイのコーラン学校、これが難しいようであれば、ウスマンの紹介のコーラン学校に泊まり込みします。アミノゥには「そろそろお前もコーランを学ばないとな…(つまり、ムスリムにならんといかん)」と…酒と豚肉、止めるかな…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2010夏調査 調査計画書

調査地: ブルキナファソ ワガドゥグ市およびその周辺
調査期間:2010年7月5日~9月29日(正味84日、パリにて1泊)
調査スキーム:笹川研究助成
「アフリカ都市のコーラン学校と地域社会に関する都市人類学的研究:ブルキナファソ、ワガドゥグの事例から」

◆コーラン学校Ecole Coranique調査(インフォーマント:トラムダキュイのコーラン学校、北部タンプイTampouyのコーラン学校)
・ コーラン学校での参与観察
■マラブー/イスラーム指導者への聞き取り
・ コーラン学校の成り立ち
・ コーラン学校の経営
■ コーラン学校の生徒(家族との関係概略、出自調査)
・ 就学年数、父母の状況、出身地。
・ 数名の生活調査
・ コーラン学校の統計的データの収集(Association islamique)
・ 研究計画(申請書より)
本研究では、ブルキナファソ、ワガドゥグのコーラン学校の現代的機能を明らかにすることを目的とする。応募者はこれまで、ブルキナファソの若者文化、ストリート文化を研究してきた。この過程で、メディアによる欧米文化の流入が顕著である一方、ストリートの若者の生活が伝統的規範としてのイスラームにより大きな影響を受けていることを目の当たりにした。都市における「学校」は、社会結節機関としての機能を果たしている。よって、コーラン学校によって若者たちの行動規範が醸成されているのではなかろうか。この仮説をワガドゥグ市のハウサ人社会のフィールドワークによって検証することが研究目的である。
(「応募者」となっているのは、今回の調査助成の際の原稿をそのまま使用しているからです)

◆KEOOGOへの調査
・ イスラーム社会への働きかけについての聞き取り。および、メディア露出資料などがあれば収集。
・ 2006年から2009年までのカルテ写真撮り。
・ いくつかの質問事項
eg) NGOにおいてなぜ「タリベ」が問題視されているのか?
ストリート・チルドレンの枠組みについての確認

◆ブルキナファソの教育状況
・ 初等教育のカリキュラム
・ 学校数、クラス数、収容可能人数
・ 上の独立後の変遷
・ ブルキナファソの教育行政、方針
・ 伝統教育(エコール・コーラニックなど)への対応
・ マドラッサの公的教育上の扱い
・ マドラッサを訪問し、指導者の出身や教育歴などを確認する。

◆トラムダキュイ+茶会の調査
・  アフリカ学会で発表した「茶会によって培われる共同性」についての追跡調査を行う。調査はトラムダキュイにおいて行う予定で、ハウサ、旧ザングエテン住民に焦点を当てる。
・ ハウサの若者への概略調査。経済的背景、生業、楽しみについて。
・ 将来のワガドゥグのハウサの民族誌作成のための聞き取り調査の継続。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿