仮の宿(Auberge la roses des sables)


ブレブレの調査を象徴するように、未だ宿が決まらない。知人の家に転がり込んで調査することにしている。人類学の調査では当然の話だが、実はひとのうちに泊りこんでの調査は今回が初。おはずかしながら。
ただし、村ではないので、どこかの家族に部屋が空いているなんて言うことはそうそうない。先日会った、B市で調査するEさんなどは数ヶ月間友人と同じベッドに寝ているのだそうな…さすがに耐えられんと思うが、似たようなことはしなければならない。
とりあえず、調査をしようと思っている、ワガドゥグ南縁部のトラムダキュイの知人とは本日再会。ハウサの話を聞きながら、「実は…」と事の経緯を話してみる。「電気はないけどいいか?」というありがたいお言葉。今日以前にも親友Lから「うちでよければ…」という申し出もあった。ポジティブに捉えれば、チョイスがあり、とても恵まれた環境にあるということ。しかもそれぞれ気心が知れているから、どちらに行っても良いだろう。
ブレブレの調査。トラムダキュイは市街地から15kmほど離れている。間違いなく、資料室へは通わないといけないし、ワガドゥグ大学にもいくつか用事が出来そう。トラムダキュイに入ってしまったら身動きがとれんし…ここ数日間の悩み。
写真は仮の宿。以前NGOの仕事で20日間ほど投宿したことがあるAuberge Rose des Sables。ここ数日間で書類を一気に仕上げるべくホテル住まいをしている。このホテル、スタッフもよく知っていて、安い上に居心地がいい。友人T曰く、「初めて会ったらまず避ける」というほど人相の悪いBenはここのホテル付きのドライバー。でも非常にひょうきんでまじめなおっさん。ブルキナファソに来られる方にはお勧めです。

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