学会終わる。

なんとかインフルエンザの影響か、ずいぶん人気のなかったアフリカ学会。元々発表者数も少なかったので、なんか気が抜けた学会だったな、と言うのが正直なところである。

しかしそれにしても、研究資金の申請書を書きながら、夜遅くまで学会の発表準備をして、それでもさらにもう1ステップいい発表にするために、最後の最後まで頑張った同僚たちにとっても充実した学会だったのではないだろうか。365日すべてアクセルを目一杯踏み込んで生きていたら、どこかでパンクしてしまう。せいぜい12分と言う発表時間に、今ある自分の知識と分析を詰め込む作業。本当に小さな目標でしかないが、こういう作業がひとつ、またひとつと積み重なって、ほんの少し前に進める。

ここのところ、ずいぶん大きな口を叩くようになり、今の立場なりに自分にプレッシャーをかけて臨んだ発表。シャツに汗染みが浮かぶほど緊張してみた。声が震えるとか、頭が真っ白になるとかはなく、会場からの質問に答えられない、ということはなかったが、結構なガチガチ具合。以前からお世話になっている諸先生、先輩方から「メールでコメントする」という嬉しい申し出もあった。楽しみに待とうと思っている。

なんとか一仕事が終わる。

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