災害に際して思うこと

7月から続く数々の災害。大阪の地震、大雨、台風、そして北海道の地震…これでもかという自然災害が日本を襲っている。「厳しい」環境だと言われているアフリカにいると、最近では「暑いだけか」というくらいで、ずいぶん優しい環境に感じてしまう。

https://cdp-japan.jp/news/20180906_0848より
https://www.jcp.or.jp/web_info/2018/09/post-14.htmlより
ここのところTwitterの住人と化し、ほとんどブログを更新することもなくなってしまったが、災害が起こっているときのいわゆるネトウヨ諸氏による野党攻撃は目に余るものがある。逆側もそう取られているのかもしれないが、まあ、僕はそんな立場なので、こちら側に軸足を置いている。ネトウヨ諸氏の野党批判は、災害が起こって諸野党が「災害対策本部」を設置するわけだが、政治家が現地に赴くのをあげへつらって「邪魔しに行くな」とかそういう批判が多い。確かに、よく考えたら、野党諸氏は現地に行って何をしているのだろう?というのは疑問だ。独自の目線から情報収集を行う、これは間違いなく必要だろう。だが、ホームページを見ると「支援」と言う言葉がチラホラと目につく。どんな「支援」をしているのかな?と思ってみてみると、それは全くホームページに書いていない。これは色々言われるわ、と思ってしまう。これでは、現政権批判のための情報収集にしか見えない。

これだけ頻繁に災害が起こると、毎度初めまして、というのはなんだかおかしい気がしていて、確かに日本社会としての知識や経験の蓄積はあるのに、声高な政党が情報収集だけだったら、「本当に政権をとるつもりがあるのか?」という批判に耐えきれるものではない。被災者の「支援」を本当にやっているのなら、もう少し具体的な報告がアップデートされてもいいと思うし、情報収集だけなら、効果的で体系的な「支援」を考えなければならないと思う。NGOや研究者、企業などを巻き込んだ備えのプロットを多く作ることで、よりレジリアンスの高い社会をつくる。特に、関心も知識も高い、NGOや研究者はその存在自体、特にイベンチュアルに起こる自然災害は平時は得てして忘れ去られてしまいがち。こうした人たちを常に備えさせることで、より質の高い「支援」も実現するのではないだろうか。

まずは目先の被災者「支援」にご尽力願いたいが、少し落ち着いたらこんなことも考えてほしいと思っている。

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