【業績】ブルキナファソの「食のランドシャフト」を考える ──新たな食文化研究への一考察──


 すっかりアフリカの食文化研究が板についてきました。相変わらず、「アフリカの子どもの研究」が専門と言い続けようとは思っていますが。あまり「食」を専門にしてしまうと、食を楽しめなくなるような気がして、こんな心持ちでいます。

さて、ボチボチやっている食文化研究ですが、藤本武先生(富山大学)にお声がけいただき、こんな特集に寄稿しました。

〈特集〉アフリカ食文化研究の新展開

仰々しいですが、アフリカの食文化に特化して、10本も集めたのはなかなかないだろうと思います。

私は「ブルキナファソの「食のランドシャフト」を考える ──新たな食文化研究への一考察─」という論文で、「食のランドシャフト(≒景観)」は地理、環境、文化、社会、人の記憶などが折り重なった中で構成される、という主張をしました。食文化はサブ、とか言っている手前もありますし、全体的なアジェンダを出すのはまだ早いような気がしていますが。

お時間がありましたらどうぞご笑覧ください。無料ですので。


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