SOSTierra@Universitat Politecnica de Valencia-3 【食文化シリーズ】

これも書かねばならないでしょう。

その前に、備忘録的に。食べ物の話を書きつけるようになって、今や、こちらの方が中心的になりつつあって(研究もしてますし、ドラゴンズも細々と応援してます)、気が付いたのが、食べ物の写真は撮っているのに、店や周りを撮っていない…大体違う料理を撮っているのですが、店の写真などあれば、もう少し雰囲気の違う絵も撮れたのではないかと。

さて、バレンシアと言えば、オレンジがさっと思い浮かぶのですが、パエリアもバレンシア発祥とか。また、スペインと言えば、バルでタパス、というのも思い浮かぶし、ワインやサングリアも有名。そして、ハモンセラーノなど生ハムもある。実に期待できます。発表資料作成でいっぱいいっぱいで到着まで、珍しく考えもしなかったのですが。

9月13日お昼ころにバレンシアに到着。ホテルに着いたのが2時ころで、そこから近くを散策しながら昼食。ちょうど学生街の中にあるホテルだったので、そこら中に安メシ屋があります。昼から学生と思しき若者たちがビールをチミチミ飲みながら談笑しているのが、いかにもラテンの国です。

とりあえず、なんとなく英語が通じる店に陣取り、昼食をとりました。入った店の看板には「Yakisoba」の文字。さすがにスペインくんだりまで来て明らかにジャンクなものは…ということで、こちら。十分ジャンクな感じはしますが、チキンソテーの定食。7ユーロ也。少々学生には高いんだろうと思いますが、鶏肉のしっかりした弾力が印象的でした。

0913昼食
2004年に当時滞在していたフランスのトゥールーズから鈍行でトコトコとバルセロナに行ったことがあります。フランスからスペインに来て、一番よかったのは、朝めしが塩気があること。フランスはバゲット、バター、ジャム、オレンジジュース、コーヒーのような軽めで甘め。実はあんまりこれが好きではないのです。
今回も少々期待していたら、チーズに生ハム、ベーコン、トマトソースなど、思った通りの朝食にありつきました。

0914朝食
そして、会議。
ランチは主催者の手配、ということで、「まあ、学会だしな…」とあまり期待していなかったら、案の定立食パーティで、細かいオードブルがちょこちょこ出てくるのだけど、この日は、〆にこれ。特大パエージャ。もちろん、そこそこ人数がいるので、アフリカのようには行かないけど、これは見ごたえがありました。
0914昼食
今まで気が付かなかっただけかもしれないですが、若いソラマメなんかが入るんですね。日本で食べるときは大概シーフードやらでゴテゴテしているから、目が行かなかったですが、ベジだとこんな風になります。これはこれで旨かったです。
0914昼食

0914昼食
この日は小林先生ともども発表が終わり、少しホッとして夕食をとることに。長距離移動で体調のすぐれない小林先生のリクエストで軽めに(きっと、僕とどこかに行くとギトギトなものを喰わされるということもある)。バルをネットで調べると、ホテルから500mくらいのところに評判のよいところがあったので、そこで食べることにしました。

タバコの煙で煤けたカウンターのショーケースからいくつかタパスを選び、ワインで流し込むようなイメージをしていたのですが、この店はイケメンの兄ちゃんたちが、おそらくDIYしたこぎれいな店内で、ショーケースもありませんでした。メニューはあまり読めませんでしたが、お互いにたどたどしい英語で話したら、どうもかなり日本料理に近い物ばかり。スペインでもヘルシー志向が強まっているのかもしれませんね。

0914夕食
たとえば、「マグロのたたき」。カルパッチョとは言ってましたが、写真の通りで、ソースは醤油。
0914夕食
これは和食っぽくないけど、いわゆるタルタル。これらをワインでチミチミと。

この翌日もこの店でこんな感じで行きましょうと言って、親切な店の兄ちゃんにも「明日も来るよ」と言ったのですが、残念ながら懇親会に出ざるを得ず、伺うことはできませんでした。でも、隣のカップルが食べていた「天ぷら」、旨そうでした。「天ぷら」は確か、スペインかポルトガルがオリジナルですよね。すっかり和食っぽくなってますが、「本場」の天ぷらもいただいてみたかったです。

0915朝食
そして翌朝。前のエントリーでも触れた中央市場の中のスタンドにて、「2度目」の朝食。「スパニッシュオムレツ」というくらいだから、喰っておこう、ということで。

飛行機で降り立つバレンシアは、茶色くて固そうな土の色、なだらかな丘が続き、そこに、柑橘系の畑が広がる、乾燥地の景観。4年も乾燥地の研究プロジェクトにいたので、「乾燥地」だから貧しくて…などと言う気はないですが、あの景観からは想像もつかないくらいにバリエーションの多い食生活をおくった気がします。もちろん都市の真ん中でのたった数日間の生活だけなので、そのあたりも引いておかねばなりませんが。

にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村

コメント

このブログの人気の投稿

ブルキナファソの選挙終了

感想文:大山修一2015『西アフリカ・サヘルの砂漠化に挑む ごみ活用による緑化と飢餓克服、紛争予防』昭和堂

『エール!』エリック・ラルティゴ監督