「無事」に帰国

すでに1週間ほどになるが、無事に帰国した。まず今のところ健康であることに感謝しなければならない。今回は、エボラ騒ぎもあったし、向こうではずいぶん下痢に悩まされ、しかも季節的に蚊が多い季節で割とたくさん刺された。蚊と言えば最近は日本でもデング熱が話題になっているが、これは西アフリカでもそれほど珍しい病気ではない。とにかく、今のところようやく時差ぼけがましになってきた程度で普通に生活がおくれている。

それにしても今回は忘れ物がひどかった。調査初日には、携帯を乗り合いタクシーの中に忘れた。半日かかって全くわけのわからない経路で友人の手元にあった。そして、もっと顔面蒼白ものだったのが、帰国後に荷物を整理していたらフィールドノートが見当たらなかった瞬間。とにかく、可能性のあるところに電話をかけまくり、確認をする。出国するときに手荷物の重量オーバーでセキュリティーで荷物の入れ替えをしたのだけど、その時?トランジットホテル?それとも、バタバタと出国してきたのでワガドゥグのホテル?最終的にはトルコ航空の機内に忘れてきたことがわかり、送ってもらった。今朝ようやく手元にノートが届き、このブログを書いている。なんとか「無事」だった。

命の次に大事なフィールドノート。今回は3か所のフィールドで調査を展開したが、ここ数年間のブルキナ調査のかなりの部分が未整理のままこのノートに書かれている。無くしたら、かなりのデータが失われることになるところだった…

そんなわけでホッとした。

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