終戦。

ドラゴンズ惨敗。ニジェールでPCに噛り付いて一球一打を見守った。

もちろん、ここのところ、毎年この時期まで楽しませてもらっていることの幸せさを思うと、それだけでもドラゴンズ、落合監督には感謝。しかし、やはり、今年はこの監督の退任が決定した中での日本シリーズだったのが、少々ひっかかりを持たせた。

僕はドラゴンズファンで、野球ファンなのだが、技術的なものとか、勝敗以外に、野球を通した人間ドラマに感動するタイプで、いつかのダルビッシュなどのように骨を折りながらも涼しい顔をしてプレーしてしまうストイックな人たちにも感動を覚える。8年間、球団から課せられた「勝てる球団づくり」を淡々と、しかしストイックに求め続けた落合という監督には、敬意を持っている。そして、この監督がどれほど選手に愛されていたか。しばしば固すぎてつまらないといわれる、勝つための野球を一糸乱れずに見せた選手を見れば、彼らの監督への信頼と愛がにじみ出ていたように思う。本当にいいチームだったなと思った。力尽き矢折れる、やりきったな、というシーズンだった。選手も監督も少しゆっくりと骨休めをしてほしいと思う。

来年。往年の名選手の高木さんが監督として舞い戻る。名伯楽権藤さんがヘッドコーチとか。球団には、しっかり責任を感じてもらうとして、これはこれで新たなドラゴンズが生まれるのではないか、という胎動を感じさせる年にしてほしい。

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