年の瀬を迎え…
日本では残すところ2日とすこし。こちらも2日半ほどで2009年も終わる。 毎年言われるように、今年も社会ではたくさんのことがあった。個人的にも多少社会の荒波にもまれたような気もするが、まあ、何とかほろ酔い気分で年も越せそうだ。 ここ数年、アフリカと日本を交互に年越しの場にしている。どちらの年越しが好きか、と言うと、間違いなく日本の年越しが好きだ。儀礼的なイベントが多く、なんか踏ん切りがつく。別に何と言った借金もないが、前の年の面白くないものをおいて、それなりに新しい気分になれる。それに比べると、爆竹を鳴らして、酒を飲み、「ボンナネー」と言って頭をぶつけあうこちらの新年は、あまり日常と変わらない。いつもの酒に爆竹と頭突きが加わった程度である。 きっと、自室と研究室を行ったり来たりの日常から、少し非日常的な世界を望んでいるからかもしれない。人並みに悩みもあり、本当は全部2009年においてきてしまいたい気もするが、その実、ほぼすべてが2010年に持ち越しになることになった。日常は続く。 とはいえ、もうすぐ新たな一年が始まる。無理してでも初夢を見ようと思うし、少しいつもより酔っぱらってやろうと思う。何かが新しくなり、余計なものは捨てられるように。