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【出版】藤本武・八塚春奈・桐越仁美(編)2025『食文化からアフリカを知るための65章』明石書店

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2025年6月2日に『食文化からアフリカを知るための65章』( アマゾン /明石書店)いよいよ出版されます。 2018年末に、その後、籍を置くことになる京都精華大学を会場として行った「 第2回 アフリカ発酵食品文化研究会 」が本書の母体となった、アフリカ食文化研究会(正式な名前ではないですが)で、2023年からは東京外国語大学のアジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究「 アフリカ食文化研究-変貌しつつあるその実像に迫る―(jrp000289) 」という名前で活動をしています。これまでに、この研究会からは、すでにいくつもの論考を発表し(例えば、 『農耕の技術と文化』30号 など)今回の出版にたどり着きました。 私は以下の4章分を分担執筆しました。 第8章 西アフリカ乾燥地の伝統的主食:雑穀で作られる練粥「ト」 第17章 西アフリカに広がる米食文化:セネガル料理の影響と土着の料理との融合 第36章 アフリカの納豆文化:西アフリカの味を決める発酵食品 第46章 チャパローソルガムでつくる地酒(ビール) しかし、これでいよいよ手持ちのネタは玉切れ。なんか新しいネタを考えておかねば… もし、奇特にもこのブログを読まれている方で、ご所望の方がおられましたら、ほんの少しお安くお譲りできると思いますので、ご遠慮なくお申し出ください。

2025年度 今年度やること

すでに4月も過ぎ、GWに差し掛かっていますが、今年度の目標というか、Todoというか、これからこんなん出ますなども。元気に仕事してます、報告です。 【研究】  昨年度いっぱいで自分の科研費が終了。また、分担者としてかかわっていたものもいったん終了しました。残念ながら、萌芽研究しか出せなかった自分の科研費は不採択でしたが、二つの科研費プロジェクトの分担者としてお誘いいただき、研究者としては研究が続けられることになりました。一つは、「 ポスト世俗時代における地域間比較宗教学に向けてー複眼的世界像の構築と分析 」(基盤研究(A)、代表者:伊達聖伸)、もう一つが「 イスラーム教育と世俗の越境・融解:ムスリム側から描く「ポスト世俗 」(基盤(A)、代表者:日下部達哉)です。この二つはそれぞれのテーマに沿った海外調査がメインです。このほか、学内の「個人研究奨励費」というのをいただきましたが、こちらは在日アフリカ人調査に充てる予定にしています。 一応、調査については、こんな感じで目途が立ちました。で、「いっぱい書きます」は宣言しておきます。まず「書きました」は2.5冊ほどあります。いずれも明石書店のエリアスタディーズシリーズですが、『食文化からアフリカを知るための…』『ガーナを知る…』『ブルキナファソを知る…』と寄稿しました。この辺は年度内には必ず出版します。 そして、現在書いているもの、書き出したものです。まず、昨年度までの科研費の成果出版の目途を立てる(原稿を出す)こと、日下部科研の先行プロジェクトの成果発表の原稿(2本)が大きめのお仕事です。このほか、『ブラック・ディアスポラ事典』の編集委員を仰せつかっており、2027年度出版を目指し、打ち合わせを行っているところです。そしてそして、これだけ受けておいて大丈夫か?!ですが、博論、何とか今年度こそ目途を付けます。 【教育面での目標】 昨年度は、グローバルスタディーズ学科が一巡し、無事に1期生が巣立っていきました。我われも授業が一巡し、ベースが固まってきました。今年度は新たな講義資料を作成する必要はないのですが、来年度からの本格的な学部再編を前に、いくつかの準備をせねばなりません。講義科目は、大きくフィールドワーク関連科目、比較社会学、子ども学概論というのを担当していますが、文化人類学の近接科目でもある比較社会学の充実化...

【イベント】シンポジウム「西アフリカにおける宗教性と「政治」・「社会」ー「ライシテ」概念の運用をめぐって」

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2021年から始まった科研費「現代西アフリカにおけるライシテと宗教性の連続性の文化人類学的研究」(21H00651)も最終年度を迎え、いよいよ成果報告の時期となりました。始まった当初はコロナ後半。まだまだ海外調査に行きにくい時期でした。しかし、当時の海外渡航におおらかだった本学の仕組みのお陰で何度か海外調査に行くことができ、何とか最終年度を迎えました。 昨年度のアフリカ学会では、「西アフリカのライシテ研究の可能性と課題」と題した フォーラム を組み、プロジェクトの全体的な途中経過を公開しました。また、今年度の文化人類学会では、「 西アフリカのライシテの文化人類学的研究試論 」としてライシテの文化人類学的なアプローチの可能性を議論しました。 このプログラムの最後の締めくくりを、統一テーマとして「西アフリカの宗教性と「政治」・「社会」-ライシテ概念の運用をめぐって」として議論を深めたいと思っています。ここで、「ライシテ」という言葉を副題に落としたことがポイントで、フランス語的なライシテ、というのは、もはや西アフリカで語っても仕方ないのではないか、という結論です。むしろ、宗教(イスラーム)的な事象が正統に評価を受けるための、一つの免罪符的な役割しかしておらず、運用されるものなのではないか、ということを説いたいと思います。私自身は、「西アフリカの人びとの日常から「ライシテ」概念を再考する」という中でこのことをお話しできれば、と思っています。  

アフリカ納豆サミット Vol.4 @東京(2024年9月22日) 

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  直近ですが、「アフリカ納豆サミット Vol.4 @Tokyo」を西荻窪のTribesさんでやります。京都でいろいろな企画を立ててきましたが、今回は東京にて開催します。 ここ1-2年、ご本人が面白がっていると信じ、Tribesの店主、石川さんに少しずつスンバラを供給し続けました。伺う度に石川さんはスンバラをアレンジしていただいており、ひたすらにスンバラ料理に舌鼓を打っておりました。ここの所、メニューを見ることもなくなり、もはやTribesさんが何屋だかよくわからなくなっていますが、今回はスンバライベントの東京初開催に加え、石川さんのスンバラのフュージョン料理をお楽しみいただこうという企画です。 ご参加希望の方はメッセージ機能からお名前と学生かどうかをお知らせください。会費(料理のみ)学生:2,000円、一般:2,500円、ドリンク別です。 お陰様で定員に達しましたので、募集を終了いたします。また東京でもイベントを企画したいと思いますので、その節はよろしくお願いいたします。(2024年9月20日)

第3回「アフリカ納豆サミット」アフリカ納豆VSラオス納豆

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アフリカ納豆サミット、第3回目を開催します。おバカな企画で、最初はどれくらいの方が集まってくれるのかが不安でしたが、取り仕切ってくれる奥祐斉さんのお陰で、過去2回は満員御礼。述べ70名の口に「アフリカ納豆」を突っ込むことができました(笑)。 私の風貌を見て恐れをなしたためとは考えていませんが、「意外においしい」という感想をいただいています。 第3回目は、アフリカ納豆とラオス納豆の対決。彩り豊かなラオス料理は強敵ですが、アフリカ料理の力を見せたいと思います。 詳細とお申込みは こちら 。  

科学研究費「西アフリカのライシテと宗教性の連続性の文化人類学的研究」(基盤B/21H00651)② 学会報告(2023年度)

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  2023年5月に千葉で行われた日本アフリカ学会第60回学術大会で本科研研究の進捗を発表しました。昨年の学会では、科研費の中間発表を行いました。「西アフリカのライシテ研究の可能性と課題」と題し、科研費のメンバーの 和崎春日先生 、 ウスビ・サコ先生 、 伊東未来先生 、 阿毛香絵先生 と私の5名でフォーラムを組みました。 【本フォーラムの趣旨】   本フォーラムでは、科研費「現代西アフリカにおけるライシテと宗教性の連続性の文化人類学的研究」(21H00651/代表者:清水貴夫)の途中経過を提示し、本課題の妥当性や方向性、新たな視点を募り、本研究の進捗を発展的に検証することを目的とする。この研究課題の対象となる西アフリカは、ここ10 年ほどの間に多発したイスラーム過激派のものとされるテロ、社会保障を補完する信仰NGO、私学として国家が正式に認可する初等中等教育と言った、公共空間における宗教組織の存在が前景化し、その影響は到底無視できるものではなくなった。 これらは、政治―宗教、公共空間―宗教、宗教-社会福祉と言った、様々な関係性の中に重層的に観察できる問題群であり、これらを束ねる概念として「ライシテ」に着目し、こうした関係をどのように捉えるべきか、という点に着目した本研究の問題意識である。さらに突き詰めれば、西アフリカにおいて考えられるラ イシテの概念は、必ずしもフランス的なライシテ概念には収まらないということであり、 西アフリカ的な宗教と公共空間、政治の関係性を、公共空間―宗教性―日常―政治の連続性にあるという点にある。 本フォーラムでは、いわば「西アフリカ的なライシテ」を検討することの可能性と課題を提示し、フロアと議論したい。ライシテ概念とは、共和政体としてのフランス近代国家の成立を裏付けた、宗教性から自律した世俗性を定めた近代国家の成立条件である。旧フランス領アフリカは、1960 年 前後の独立に際し、その憲法に、フランスに倣いライシテの原則を書き込んだ。しかし、ライシテが生まれたフランスでもその綻びはさらに顕在化し、宗教と世俗社会の間のアプリオリとなっている。いわんや、外来の概念として「上から」課せられた西アフリカにおけるライシテは、この地域の社会形成の上で上滑りしてきており、こうした現象は、様々な政治・社会問題において散見される。その都度...

【映画】The Great Green Wall

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久しぶりに「映画」見ました。映画自体を見ていないわけではない(ドラえもんとか、クレヨンしんちゃんとか、鬼滅の刃とか…)のですが、ドキュメンタリータッチのものはなかなか見る機会がありません。久しぶりにちゃんと見られましたので、感想文など(これも何年ぶりでしょう)。若干ネタバレです。 旧知のミネコさんにお知らせをいただき、中野の ウナカメリーベラ さんで小さな小さな上映会がありました。 グレート・グリーン・ウォール とは、砂漠化の進むアフリカのサハラ砂漠南縁部(サヘル)地域に樹林帯を構築してサハラ砂漠の南進を防ごうというもの。セネガルからエリトリアにかけ、全長7000㎞とも8000㎞に緑地帯をつくる壮大な計画です。この計画は2007年にAU(アフリカ連合)の主導で起案され、現在は15%ほどが完成していると言われている。 この作品は、インナ・モジャというマリのミュージシャンが仲間を募りながら、セネガルからエチオピアまで移動しながら一枚のアルバムを作るというものです。途中、ローカルなレベルで活動する支援機関の人や農家、そして、国連の事務次官などとも対話を重ねながら、サヘルの現実と理想を考えていく、という作品です。 ここから感想を述べます。 ・この作品の存在意義として、「砂漠化」問題に目を向けさせた、という点で非常に意義深いものだということは言えると思います。私が「 砂漠化プロジェクト 」に在籍していた当時から、世論の砂漠化問題への関心の低さが指摘されてきており、こうしたマスに働きかける作品は歓迎されます。 ・どうもインナ・モジャというミュージシャンは、それほどマリでも有名ではないらしい(ミネコさん曰く)のですが、砂漠化という茫漠として重たい問題を、若者らしい視点から軽やかに語るのは砂漠化問題への取り組みのハードルを下げてくれたように思います。私が心の中で思っていたのは、We are the worldをオマージュしているのではないかと思っていました。 ・この作品で最も評価したいのは、ともすればインナ・モジャのプロモーション作品になってしまいそうだったのに、ちゃんと砂漠化問題のリアリティに正直に向き合っていたことです。ファンの方には申し訳ないですが、彼女たちが若すぎ、また、その音楽がまあまあであったおかげで、彼女の音楽性があまり全面に出過ぎずに、砂漠化問題の持つ政治性などもよ...

科学研究費「西アフリカのライシテと宗教性の連続性の文化人類学的研究」(基盤B/21H00651)

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  (トゥーバのグランモスク) 2021年度より「 西アフリカのライシテと宗教性の連続性の文化人類学的研究 」というテーマで科研費の研究助成をいただけることになりました。 科研のウェブサイトにも出ていますが、この研究の概要を次に示しておきたいと思います。 19世紀にフランスで確認された政治における宗教の不介在(ライシテ)は、現代社会では当然のものと認識されるが、ライシテ発祥のフランスにおいてすら、この原則から逸脱する事例が数多くある。旧フランス植民地の現仏語圏アフリカでもライシテはそれぞれの憲法に謳われているものの、社会救済性を是とするイスラームは、本来行政が担うべき、教育や社会福祉などの領域を肩代わりしている。ムスリムたちの日常実践の束は、近代化した宗教学校や、信仰NGOなどと呼ばれるムスリムによる中間集団を形成している。本研究では、これらをアフリカ的なライシテ-宗教性の連続体として分析し、現代社会の個人と宗教の在り方を考察する。 先日アップした学会報告の指摘でもあったように、まだ語句の不安定さや、問題の焦点化が甘いですが、すでに3年目に差し掛かり、そろそろこの研究課題なりの「答え」を出すことを考え始めねばなりません。 コロナ禍により、最初の1年間は現地調査ができませんでしたが、昨年から少しずつメンバーの海外調査も進められるようになってきました。そろそろ調査結果を集積し、成果を考え始めねばならない時期になりました。 また少しずつこちらで研究進捗などを報告したいと思います。

【再】「アフリカ納豆サミット」(11月11日)@京都国際マンガミュージアム

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アフリカ納豆サミット(11月11日開催)のポスターできました! まだまだ空き席ありますので、奮ってご参加ください! アクセス: 京都国際マンガミュージアム (クリックするとアクセス情報が開きます) お申込みは こちら からどうぞ。  

ご恵投いただきました。『アフリカで学ぶ文化人類学 民族誌がひらく世界』昭和堂

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アマゾンより(20191121) 執筆者の中尾世治さんよりご恵投いただきました。 文化人類学は、その定義にかなりばらつきがあり、よって「これ」といったテキストもない。 執筆者の中尾さんと僕は、地球研の同じプロジェクトに所属している。僕らの周囲の多くは自然科学者で、中でも工学者が比較的多い。現在、プロジェクトの最終成果物として、私たちが研究してきたことを「教科書」にまとめようという計画が進んでいる。「教科書」と言った時、工学者にとっては、ある意味で「定本」、偉い先生が書くものという認識が強く、僕らはギャップを感じた。というのは、文化人類学では、ポスドクくらいの人が「教科書」っぽいものを書いてしまう。この本の編者陣は、それよりもだいぶ上の世代だけど、文化人類学の領域の中では、中堅どころの元気のいい世代と言ったところか。 この本は、このあたりを十分に理解した上で書かれていて、編者自身が、バランスのいい教科書などない、いろんなものを取り入れることでバランスをとるのだ、というスタンスに立ち、法人類学、芸術人類学、歴史、生態と多様なテーマの論考が続く。しかし、寄せ集めということでもなく、ちゃんと、それぞれの領域の古典文献に沿って書かれているあたりは、講義で使う上でも大変ありがたい。 息の長いテクストになることを祈っている。 アフリカ(海外生活・情報)ランキング にほんブログ村 にほんブログ村

アフリカ学会⇒文化人類学会⇒30th Society for the Advancement of Socio-Economics

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Dr.Ladoの発表 久しぶりの鞍馬山。大会の合間にちょっと気分転換 大変ご無沙汰してしまいました。2ヶ月放置です。 最後に更新してから、晴れて失業者として認定していただきました。ちゃんと就職活動も、就職するための業績づくりにも励んでいます。 毎年5-6個の学会に参加し、多い時には10近いところで発表してきたのですが、今年は思い切って絞り込み、3つ。文系の研究者としては、それでも多い感じがしますが、昨年上梓した本の出版記念の分科会発表、お世話になっている地球研関係の分科会発表、そして6月23日~25日に京都で開催されたSASEと、5月末から6月に隔週で開かれた学会ウィークは無事に終了しました。 簡単にタイトルだけ挙げておきます。 ■アフリカ学会: 「サハラ以南アフリカの人糞処理業者 の社会経済的役割の解明に向けた予 備的考察 ―ブルキナファソの事例より―」(中尾世治さんとの共同発表),フォーラム「「サハラ以南アフリカにおけるサニ テーション研究の現状と課題」( 代表者:山内太郎・中尾世治)) ■文化人類学会: 「 ​​ネガティブな子ども像を超えて ブルキナファソの「ストリート・チルドレン」の事例を起点に 」, 分科会「アフリカ子ども学と文化人類学」(代表者:亀井伸孝), 日本文化人類学会 第52回学術大会, 弘前大学  ■SASE: 'The Process for Co-Created Technology for Combat Desertificationè Collavoration of Afriacan Farmers and Japanese Scientist'(田中樹さんと共同発表), Session: Global Reordering and New Model of Development. Perspectives from Asia and Africa Part2 (B-12) 始めてのネタあり、焼き直しのネタありで、まあまあ準備にも時間がかかったので、ここ1,2日は少しゆっくり目のスケジュールにて。 にほんブログ村

第1回「アフリカの発酵食品と文化」研究会(どんだけ遅い報告だ…)

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ずいぶん前の話になってしまいましたが、こんな研究会をやりました。 2012年あたりから少しずつネタを探し、調べてきた「西アフリカの食文化」研究の第一弾と言ったところ。発酵食品を調べているのですが、高野秀行さんが『 小説新潮 』に「謎のアフリカ納豆を追え!」という連載を始められるということで、まずはスンバラに焦点を当てました。 今回は初回ということで、顔合わせとそれぞれの興味関心の共有、あとはこれが大切だったのですが、基本的な知識の共有。スンバラがどんな広がりを持っているかとか、原料となる「ネレ」の学名( Parkia Biglobosa )の同定など、こういうところから始めました。 これはきっと面白い研究会になるはず…そんな期待を込めて、今年も第2回研究会を開催したいと思います。 にほんブログ村 にほんブログ村

日本比較教育学会 第52回大会

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http://www.gakkai.ne.jp/jces/taikai/52/より 何とか帰国しました。飛行機とトランジット、うつらうつらした程度でまとめて寝ていないから、どうかと思ったら、意外に元気。 それで、いよいよ学会シーズン終盤です。今週金曜日~日曜日にかけて大阪大学で開催されます。 今年から参加する日本比較教育学会。職場が全体的に入っているらしい。初日のラウンドテーブルでの「指定討論者」という役割。おそらくコメンテーターのようなものだと思うのですが、実際にどんな役割をするのか未だによくわからない。テーマは「これからの比較教育学を考える(2)」というもので、川口純さん(筑波大学)、馬場智子さん(岩手大学)、荻巣崇世さん(名古屋大学)、関口洋平さん(京都大学)と議論します。比較教育学に関してはほぼほぼ無知のまま、人類学、地域研究を持っていってみようかと思っています。いや、今から少し勉強するか… にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

【書評】佐久間寛(著), 2014, 『ガーロコイレ ニジェール西部の農村社会をめぐるモラルと叛乱の民族誌』平凡社

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毎年学会直前になると手元に届く『アフリカ研究』。89号が本日届きました。 ここ最近で辛かった仕事の一つだったのですが、今号の『アフリカ研究』に佐久間さんの『ガーロコイレ ニジェール西部の農村社会をめぐるモラルと叛乱の民族誌』の書評を書きました。何が苦しかったかというと、まず、記述が複雑かつ「厚い」ために要約が難しいこと、方法論としてもオーソドックスな民族誌スタイルで、人類学的な視点から見ても非のつけどころがない、さらに、テーマが研ぎ澄まされていて突っ込みどころがない…評者泣かせの著書でした。 2年ほど前にエントリーした『 ガーロコイレ ニジェール西部の農村社会をめぐるモラルと叛乱の民族誌 』以降、まさかこんな機会が回ってくるとは思わずに、感嘆のため息をつくばかりで、目標にしようと思いこそすれ、批判的に噛み砕くという作業をしてこなかったのがいけなかったのですが、とにかく時間もかかったし、ちゃんと読めているかという不安を抱えての作業でした。まさに「ご笑覧」ください、というしかありません。というか、佐久間さんごめんなさい… にほんブログ村 にほんブログ村

3連チャン発表終わり、反省する。

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羽田空港のラウンジ。 今日の地球惑星科学連合の年次大会での発表が午前中に終わり、広島に向かうところです。 今回の発表は以下の通り。21日の発表は非公開なので、詳細は書けませんが、ブルキナファソでの研究を頑張ろう、という意思表明でした。 ◆清水貴夫, 20160520, 「 ワガドゥグにおけるイスラーム教育と近代化の可能性 」第15回アフリカ研究会、2016年度第1回北海道大学アフリカ研究会, 北海道大学, 北海道札幌市(本人発表) 先日も書いた通り、どっちらかした発表。学生さんがいらっしゃる、ということで、少し広く、という意識はしていましたが、スライドが行ったり来たり、途中でこれも言わなきゃ、あれも言わなきゃ…で、まったくまとまっていないという発表。 言いたかったのは、定着しているイスラーム教育が、近代国民国家の原則によってフランス式「教育」制度の浸透するに従い、制度的に変容しているということ。このソースから、アフリカにおける教育、しいては、人格教育を重視するアフリカのイスラーム教育の位置づけ、また、イスラームそのもの(他者)の在り方を考えてほしかった。 ◆清水貴夫, 20160522, 「驚き、学び、励ます:サーヘル地域の砂漠化研究における研究者と調査対象者のかかわりから」地球惑星科学連合, 幕張メッセ, 千葉県千葉市(本人発表) これは全体のテーマが研究者とステークホルダーの関係性の在り方に関するものでした。僕が話をしたのは、ニジェール、ブルキナファソの農家と僕の関係性を示した事例から、(素人)研究者の私が彼らに与えられたのは、ただただそばにいて励ますことだけだった、ということ、そして、彼らの展開する知識は、経験則的に科学知と大きく変わらなかった、という驚くことであり、また、そうしたことを研究者が学んだ、ということでした。 ただ、発表後に考えていたのは、知と研究者の間の関係性が説明できていなかったな、ということで、ここをもう少し詰めて説明しなければ、と思っています。 ちょっとしたメモ程度に。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

発表下手

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昨日、一発目の発表終了。 なかなかうまく行きません。思いのほか、学生さんが多く、北大の学生の意識の高さがうかがえましたが、こちらの発表はうまくない。データを見せようとするばかり、いきなり知っている人に向けた話し方をしてしまった。資料も学会用のものを張り合わせたもので、1回で自分の研究のすべてを説明しようとして、かなり煩雑ものになった。 終了後、ご招待いただいた先生からもきつい一言。90分で言うべきことは一つか二つ。 しかし、先生からのアドバイスで、結論からプレゼンを作るとよい、また、最初に結論を話してしまう。あぁ、それは院生時代のゼミの時にも言われたこと。忙しさに感けてこういう基本的なプレゼンのこと、すっかり忘れていた。忘れないうちに明日のプレゼンには反映させよう。 とりあえず、今日は新たに入れていただいたプロジェクトのプレゼン。今回もどっちらかし系の発表。少し話をまとめられるようにしよう。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

「驚き、学び、励ます:サーヘル地域の砂漠化研究における研究者と調査対象者のかかわりから」(日本地球惑星科学連合(JpGU)@幕張メッセ、20160522)

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(http://www.jpgu.org/meeting_2016/より) 先ほどのエントリーに続き、怒涛の学会シリーズ。北海道で研究会2連チャン(昨日のものと、もう一つは打ち合わせ研究会にて割愛)から、そのまま東京に戻り、そのまま「日本地球惑星科学連合」という学会(?)で発表します。この学会にすっかり巻き込まれてしまった前職お隣さんの手代木さんからのヘルプ(数合わせ、だと思っていますが…)と同じセッションです。 発表内容は、以下の予稿の通りですが、どのようなことが言いたいか、と言えば、科学知はそんなに偉いのか、ということ、また、もっと人びとに目を向けましょう、ということ。いつもながらの主張ですが、今回は、エティックとエミックという文化人類学で用いられる二つの思考体系(ここまで言っていいかな…)というか、視座から、フィールド知について話題提供しようと思っています。きっと、こんな話でいいはずなのですが、さて、どれくらい反応があるか? それにしても、この学会の名前、前の職場も「地球研」という名前で、スケールだけは大きかったですが、もはや「宇宙レベル」。 *****発表予稿***** 「驚き、学び、励ます:サーヘル地域の砂漠化研究における研究者と調査対象者のかかわりから」 キーワード:エティックとエミック、砂漠化、ローカル・ノレッジ、文化の翻訳、国際開発  私たちが研究者であれ、開発実務家であれ、私たち「先進国」の関与者が「途上国」携わるのは、技術や社会サービス、福祉の向上がその本質的な目的であると言えるだろう。本発表で挙げる「砂漠化」問題も、気候変動など自然変動要因による土壌劣化に起因する「砂漠化 desertisation 」と、人為的要因を包含する「砂漠化 desertification 」は明確に分けて考えられている。まず、本発表で提示する事例は、後者の Desertification にまつわるものであることを述べておきたい。  この事例では、ニジェール、ブルキナファソのサーヘル地域で、砂漠化の代表的な現象である、水食予防と対処に関しての研究プロジェクトを実施した際の調査対象者(農業を営む人びと)と研究者(発表者)の関係性に着目していく。研究者は文化人類学者で、農業や気象、植生には全く知識はない。よって、他の研究者...

【研究会】『アジア・アフリカ乾燥地の社会・生態変化への適応』(1月15日)@酪農学園大学

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今年度2度目の北海道押しかけ研究会。北海道の海の幸が目的…いえいえ。ちゃんと企画ありきです。モンゴル・インド・アフリカと世界の半乾燥地域における農耕や牧畜、社会の変容について議論します。 新年が明け、早くも年度末の足音が聞こえてきます。自分の国内での発表は今年度(おそらく)これが最後。内容は以前東京で発表したものを少しバージョンアップさせたもの、と思っています。ただ、追加した参考文献が読み終わらず、どこまでいけるか…しかし、やれるだけのことはやります。僕の中では、プロジェクトの弱点、強いては「開発学」と呼ばれる分野の弱点の本質的な部分を突ける考察だと思うので。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

「アジア・アフリカ乾燥地の社会・生態変化への適応」@酪農学園大学 2016年1月15日

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年明けの研究会第1弾。再び真冬の北海道へ。 ご興味のある方は…(笑)。 こちらは要旨集が出る予定ですので、こちらは本当にご興味のある方はご連絡ください。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

日本沙漠学会沙漠誌分科会「乾燥地土壌と人々の生業に関わる研究会」

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11月15日に行われる研究会です。「人間くさいやつお願いします」とのこと。 できるだけそういうやつにします。 問い合わせ先:sabakushi.c@gmail.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村