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京都の名所① きっかけ:京都タワー

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  6月初頭、きいが通う小学校で土曜日に授業参観。仕事の都合で残念ながらそちらには行くことができなかったものの、翌月曜日は振り返り休日、私も補講期間中ということで、京都駅近くの電気屋にパソコンを見に行きがてら京都タワーに登ることとなった。 東京にいれば東京タワーやスカイツリーに行くことなどなく、離れてみて、登っておけばよかったなどと思うわけだけど、ある街を知るのに、鳥瞰的な理解はとても重要。せっかく京都に住んでいて、そのことを知らない、というのはもったいないというようなことも思った次第。 あいにくの曇り空だったが、タワーからは全方向に京都の町を見下ろすことができ、家の方向やら、あの寺がなんの方向やらと説明していると、「パパは行ったことあるの?」と聞かれる。「まあ、修学旅行の時に…」と言っていると、きいも学校の行事でその中の数か所は足を運んだことがあるとのことだが、「京都に住んでいると却ってなかなか行かないよね」と話していた。さすがに小学生が寺社仏閣もないだろうと高を括っていると、「行ってみたい」との申し出があり、時間があったらいろいろ回ってみようということになった。 先日の奈良訪問で、いかに自分自身が身近な文化のことを知らないかを思い知ったばかり。京都のことを学ぶことは最初の課題として、できたら英―仏あたりで説明できるようになるとよいのだけど。

奈良を歩く

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東大寺 ひょんなことから奈良を訪れることになった。 京都に住み始めて10年以上経つが、隣の県なのになかなか行く機会もなく、修学旅行で行ったような行ってないような…ともあれ、奈良の記憶はずいぶん前の学会の時のことで、ずいぶん早く飲み会が終わり、何もすることがなくなった、という記憶があるのみ。 そうした意味で、今回は、とてもありがたいことにご案内していただける方もおり、仕事であるにも関わらず、色々おんぶにだっこ状態で大変有意義な訪問となったわけです。 奈良の観光地図 近鉄奈良で降りた後、最初の訪問地はお仕事のため奈良県立大学。少し打ち合わせをした後、東大寺に向かう。いわゆる奈良の大仏がある寺だが、鎌倉や京都など、若干なり馴染みのある寺社町の大仏とは迫力が違う。空間の使い方が壮大で、密度の高い京都とは全く雰囲気が異なり、どこか大陸的な「王都」のような印象を受ける。 一緒にいたイタリア人の研究者からの質問に答えるもうおひとりの説明が絶妙で、大陸の影響を強く受けた壮大な造形を「バロック」、京都の侘び寂びの世界を「ロマネスク」と、大変エスプリの利いた表現をされていた。私自身も妙に納得してしまう。 ちなみに、私の出身高校の修学旅行とバッティングし、写真撮影を頼まれたりもして、ちょっとほっこりする場面も。 東大寺の大仏 次に訪れたのは、東大寺の境内の中にある二月堂。崖の中腹に築かれた堂は質素で、建物の中は、ひんやりと冷たい空気が流れている。 そして最後に若宮神社へ。京都から奈良に向かう間に、様々な話をしたが、彼の関心事として、日本における神道と仏教の関連が最も大きなものだったようだ。宗教-法という関心枠組みからすると大変重要な課題であることは間違いない。残念ながら、それを説明する知識もフランス語力もなく、なんかうまく説明できなかったが… ちょうど結婚式などもやっていて、イタリアの研究者にとっても、面白かったのではないだろうか。 若宮神社での一幕 若干イレギュラーな形での訪問となったが、ほとんど記憶のない奈良を訪問できたことは、とても良かったし、宗教を研究の中心に据える研究者たちとの交流はとにかく勉強になることばかりで、濃密な時間だった。そして、この日歩いたのは25,000歩と、体力づくり的にも大変ありがたい一日となった。