ワガドゥグ沈没 番外編2

台湾でも大規模な水害が起こっている。

ブルキナファソ政府は、関係各国、国際機関へ援助を要請。今のところ、フランス政府に続き、日本政府も多額の援助を約束した、という報道があった。他にも、世界銀行、WHOなどが支援を表明している。

しかし、これは政治の問題なのだろうか。確かに、下の記事を読めば、明らかに水害の多い、台湾での出来事。ゆえにその対応に遅れた政府が退陣した、と言うのは、違和感がない。しかし、ここは…

民主的であることが、いいのか悪いのか。その議論は置いておくとして、政府に未然に災害を防げるというキャパシティを民衆が感じられるかどうか、ということか…ここの国の何人がこの記事を読むのかわからないが、何を感じるのだろう…

http://mainichi.jp/select/world/news/20090908k0000m030051000c.html
(毎日JPより) 
【台北・大谷麻由美】台湾の首相にあたる劉兆玄行政院長(66)は7日、台北で会見し、台風8号による大水害への対応の遅れの責任をとり、辞任すると発表した。内閣は10日に総辞職する。馬英九総統は新内閣の発足で信頼回復を図る考えだが、馬政権の不手際に対する住民の不信感は根強く、年末の地方首長選挙にも影響を与えそうだ。
 劉院長は会見で、大水害の死者・行方不明者が700人を超えたことに触れ、「政府に政治責任があり、誰かが責任をとらなければならない」と語った。劉院長は8月中旬にも馬総統に辞意を伝えたが、被災地の復旧を優先するため慰留に応じていた。馬総統は7日、次期行政院長に、与党国民党の呉敦義副首席(61)を任命した。
 馬総統は先月18日の緊急会見で、9月初旬までに内閣改造を含め行政責任を明確にすると表明。その直後から閣僚らの辞意表明が相次ぎ、政権の求心力は急速に低下していた。
 台湾紙「中国時報」の世論調査によると、馬総統の支持率は今年6月には60.7%と好調だったが、大水害後は29.6%にまで落ちた。信頼回復には時間がかかると予想され、しばらくは低支持率が続き、厳しい政権運営を強いられそうだ。

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