待つ…

先ほど、隣のガーナから帰国した。中3日、往復の移動時間が50時間という何とも効率の悪い旅になってしまったけど。

ガーナにいるのは、マスター同期入学で現在青年海外協力隊として活躍するN。心から好きになることのできない、協力隊、という仕事を敢えて選んで行った彼女には出発前にずいぶん辛辣な皮肉を浴びせかけたように思う。ずいぶんいろんなことを考えている人ではあるし、天才的に人を和ませる力を持った人なので、言うだけ言ったらどんな世界でもしっかり生きて行く人だろう、と人ごとながらなんとなく自信も持っていた。Nはとても生き生きしていた。いろんな仕事を抱えているみたいだけど、まあ、充実していそうな顔を見られればよし、ということで、それほどたくさん話も聞かなかったように思う。いずれまたどこかで接点も生まれてくることだろうし…

で、「待つ」というのは…今回のガーナ旅行でひたすら繰り返した行為で、いわば待ちくたびれたわけです。

①タクシー 往路のアクラ着はAM3時。さすがにタクシーなど頻繁に通るわけもなく、約1時間のタクシー待ち。
②ホテルの水 どうも頻繁にタンクのバルブを閉めているらしく、毎朝毎晩頼まないとバルブを開けてもらえない。昨日の朝は、起きてすぐに頼んだのに、30分以上水が出ず、結局顔を洗うのもあきらめる羽目に…
③再びホテルの食事諸々 このホテル、反応が良くない。食事を頼んで、30分。紅茶を頼んで30分。部屋の下に、立派なガス台と5,6人のスタッフが見えるのに…
④バス 

④これが酷かった…復路。本当はクマシでもう一日…と思っていた。しかし、翌日バスがないことが分かり、急きょそのままブルキナに向かうことにする。2時半に乗り場につき、4時の出発。幸いにもチケットはあるようだ。チケットを買い、出発までNとご飯を食べることにする。

4時…来ない。「まぁ、アフリカだから…」
5時…来ない。「う~ん、おかしいな…」
6時…来ない。「Nさん、先にホテル行きなよ。」というわけでNと別れる。
7時…来ない。周りが騒がしくなる。スタッフがやり玉に挙げられ、ずいぶん責められている。
8時…来ない。スタッフ氏「今日はキャンセルした方がいいかも…」という弱気な発言。
8時半…来る…

詳しく書くと、その後、ボルガテンガという街の直前にバスのエンジン故障。バスの乗り換えのため、停留所で1時間、国境で2時間、ブルキナファソに入って税関の抜き打ちチェックで1時間…

いやはや、待ちました。いろいろと。

コメント

  1. 4時間半も!お疲れ様でしたね。
    帰りが一日早かったのはバスがなかったからなんですね。
    今日明日くらいはゆっくり骨休めしてください。

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  2. なんとか疲れも取れてきました。いやはや大変でした。

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