調査日程決まる

論文は終わらない。一旦粗い原稿をあげて、ゼミで血祭りにあげられるのだろうが、その先はまだまだ真っ暗。

そうこうしているうちにそろそろ7月の声が聞こえてくる。調査の季節である。

泥沼の論文から現実逃避しつつ、夏の調査計画ができた。出発は7月23日。旅行会社の方にはさんざん迷惑をかけたが、なかなか安い手配が出来た。エールフランスで見積もったときよりも15万ほど安い。自分の研究費を持っているとはいえ、微々たるもの。これだけ安くなると少し気持ちに余裕を持って出発できるというものである。

今回の調査は、引き続きワガドゥグのストリートの調査、ワガドゥグの歴史、あと、先々のことを考え、ワガドゥグに住む西アフリカの商業民族、ハウサの人びとのカルティエの調査を行う。相変わらず盛りだくさんで、バラバラなことをやっているように見えるかもしれないが、この一つ一つは有機的につながっている。全部できるわけはないが、できたこととできなかったこと、あとで見直して次回の調査目標を立てていくわけである。

今回は3か月。前回の調査では、悩んでいたことをミクシで文字化したことで、今年のアフリカ学会のネタができた。研究を始める時、ある友人にブログをフィールドノート代わりにするのはどう?と言われて、こうやってさらしてみるのだが、すぐに人に見せるように文字化することで意外に成果も上がった。今回からはこちらに書いていくつもりにしている。

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