L'Harmattan(本屋)

パリ滞在も終盤を迎え、そろそろタスクも終わりに近づいている。あと原稿1つやれば、とりあえず落ち着いて学会に参加できるくらいになってきた。

降りしきる雨の中、昨日はL'Harmattanという本屋に行った。フランス語圏で研究をするアフリカニストなら、おそらく知らない人はいないフランスの出版社で、数多くのアフリカに関する本を出版している。毎回パリを通過するたびに気にはかかっていたのだけど、どうも街中にでるのが億劫で、ついついネットで済ませてしまっていたけど、今回は幸い長期滞在にて満を持して訪問。

この本屋はRue des écolesといういわゆる「カルチェラタン」にある。そこらじゅうにカフェがあり、フランスの思想家や学者が議論を重ねたといわれるなんとも文化の薫り高い町にある。毎回迷うのだけど、今回はイスマに案内されてすぐにたどり着く。

店の中に入ると、相も変らぬ3mはあろうかという書棚に本がうなっている。最近殊に思うが、アマゾンやらネット販売は楽だし、ピンポイントで必要な本がそろうけど、やっぱし本屋に行かねば掘り出し物は見つからない。知り合いが知らない間に本を出してたし、少し研究領域を広げたせいで山ほど本が目に入る。

敢えて予算を度外視して結局15冊ほど。今度も毎年来られるわけもないし、また、必要経費として。

Book List 1
#Marie-France Réveillard, 2010, ENFANTS MARTYRS, l'esclavage moderne au Burkina Faso, ÉDITION MONDE GLOBAL
#Aboubacar Yenikoye Ismaël, 2011, VULNÉRABILITÉ DES ENFANT AU NIGER, Enfants non scolarisés et enfants descolarisés État des lieux et pédagogie de prise en charge, L'Harmattan
#Olivier MEUNIER, 2009, Variations et diversités éducatives au Niger, L'Harmattan

などなど、ブルキナ、ニジェールあたりの子ども、教育関連文献とアフリカのイスラーム関連文献など。この辺は即効性のある本で、今書いている論文にも使えそうなので、ブルキナに持参予定。

備忘録みたいになりましたが…


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