調査をしながら感じるブルキナの変化

ブルキナファソ到着6日目。と書くと、もう1週間もたつのか…と時間が経つ速さを実感する。いつものごとく、のんびりしたブルキナの雰囲気にのまれていつの間にやら帰国間近となることは必然。時間をしっかり区切って調査をせねば、と思う。

ここまでの調査経過。

20日 到着
21日 調査の打ち合わせと関係各所への到着のあいさつ
22日 カセーナ調査
23日 カセーナ調査
24日 文献調査(ISDN、IGN)と調査打ち合わせ
25日 文献調査(ISDN)

こんな感じで書いてみると、まあまあ働いているな、と少し安心する。あと、かなり密度も高かったと思う。

さっきまで南山大学の中尾世治君と一緒で、彼と一緒にいることでずいぶん勉強にもなった。ここ5日間ずっと一緒にいろいろと回ったのだけど、カセーナでの彼の土器実測や聞き取りの仕方は非常に参考になったし、日々車の中や宿のテラスでのディスカッションもとても勉強になった。今日、彼は村の方に旅立って行ったのだけど、実りあるものとなることを切に願う。

昨日、今日と行った文献調査、ブルキナの人口統計局に行ってきた。本当はもっと前にもっていないといけなかった資料がたくさん出てきて、必要そうなものは全部買ったのだけど、二人で話していたのは、まったくブルキナの統計局にしても地図局にしても親切で、ぼんやりと以前はアンダーテーブルの世界だったのに…などとここでも隔世の感がするわけなのだ。

とにかく、今年は口頭発表のピークは過ぎたが、書く方の仕事はここからが本番。とにかく、こうして気持ちよくデータが揃うと、ずいぶん気持ちが違う。

そんなわけで、すでに前回の滞在から半年近くが経つ中で、また少しブルキナの変化を読み取ったという報告。

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