【フィールドワーク】Grand Magal de Touba 2025(マガル・トゥーバ)① 祭りの前に


今年の夏は予定モリモリ、仕事モリモリです。しかも、結構いろんな予定がうまくスケジュールにはまり込んでいく。原稿が山ほどあったので、一人の時間が確保しやすいホテル暮らしは望むところで、スケジュールの合うものは積極的に入れていく。原稿は思っていた予定通りにはいかなかった(ブログもまったく追い付いていないけど、さすがにプライオリティが下の方なので…)けど、まあ、比較的心安らかに新学期を迎えようとしています。

前記事のナイジェリアのヤムイモ祭りが終わり、何とか1日だけ帰省して8月12日、13日と東松山のKeur Serigne Toubaへ向かう。今年は8月13日がセネガル最大の祭りのマガル・トゥーバの当日となったので、前日の準備から参加しました。2019年以来のことです。SNSでは、すでに数日前から施設の養生を行う様子が発信されており、祭りの前の高揚感が伝わってくるようでした。

会場の養生をする

会場に到着すると、数十名のメンバーが各々手を動かしている。日陰を作るため、玄関先に東屋を作る者、照明を作る者、建物の中でも何等か相談としていたり…と、のんびりムードの人もいつつ、それぞれの持ち場で汗を流していました。

人生で2度目に見る大量のタマネギ
私も早速お手伝い。どこか入れるところはないかと、あたりを見回していると、やはりありました。タマネギ。今年も大量です。25㎏の袋がゴロゴロ。セネガル料理、本当にたくさんのタマネギを使うことが分かります。旨いですもんね。お手伝いはタマネギのカット。小さな包丁でちょいとやりにくいですが、そこは食文化研究者、サクサクとこなします…と言いたいのですが、タマネギ係長から、「ちょっと粗い」とか、「こうやってほしい」などと注文続出。なかなか難しい…

タマネギを同じく、日本で見たことがないほど大量にあるのがマトン。カットしてあるもの、一頭丸々のものなどがゴロゴロと…2019年は20頭ほどのマトンを切り分けましたが、一頭ものはそれだけ需要あるということでしょうか、ブロックが多いのが印象的でした。

マトン、マトン、マトン…
マトンを下処理し…

マトンを処理する

マリネ液を塗りたくって、5㎏ほどごとに袋詰め。冷蔵庫に入れて明日の当日に備えます。

マリネする
  
この日はチェブ・ギナール

作業が一段落した時点でこの日の作業は終わり。かなり多くの方が東松山にホテルをとられているとのことで、皆さんと駅に向かう(人のうちでごろ寝じゃないんだ、というあたりも観察ポイント)。そのようなわけで、私は唯一とれた坂戸のホテルに帰り明日に備えることにしました。









 

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