調査中の大イベント

という題目で、まったく大したことのない話です。

ここ数年間、調査期間は大体1か月前後。食事は大概困ることがないのですが、大変なのが洗濯。いつも読み切れない本を持っていくし、他に書類やら発表用のなんやらがあったりするので、洋服は洗濯の頻度を決めてから用意します。

今回は、序盤にフランス、セネガルをこまごまと動く予定だったので、何とか前半を一回の洗濯にしようと思ったら、6日分の洋服が必要でした(今回はスーツがあったので、かなり間を空けられましたが)。明日は着るものがないというギリギリのタイミングでブルキナに移り、初日の夕方にいきなり洗濯。結局洗濯しきれなくて、3日目の今日も洗濯となりました。手洗いなので、割と大変な作業なんです。

アフリカ(乾燥地)での洗濯にまつわるエピソードをいくつか。

①洗濯物を部屋に干す
泊まっているところにもよりますが、僕は基本的に扇風機の部屋に泊まります。エアコンの部屋なら別にそれでいいのですが、わざわざ洗濯物をホテルの部屋の中に干して外出することがあります。乾燥地でのこと、部屋の中でも割と早く乾くのですが、部屋に干しておくと、気化熱で夕方帰った時に部屋がひんやりしています。ここの建物の造りからして、日中の日差しで壁が熱くなって夜寝苦しいということがあるのですが、こうしておくと、比較的壁もひんやりしているので、朝まで涼しく過ごせます。その後、ビショビショにして出て行ったら、湿度がやたら高くて相当しんどかったこともあります。

②洗剤

どこがオリジナルなのだかしりませんが、写真のOMOはサブサハラで見なかったことがありません。すごい営業力です。長期滞在の時から最近まで結構これを使っていました。本当かどうか知りませんが、水に溶かすと茶色くなる(汚れが落ちたように見える?)とかいう噂話を聞いたことがありますが、それはいいとします。OMOを使うのを止めたのが、帰国した時の匂いなんですね。なんとも例え難い匂いがします。昨年あたりから、日本の小分けパックを選択回数に合わせて持っていくようにしましたが、さすが日本製、といったところ。

③洗濯物を外に干す
最初のエピソードに反して、外に干す、というのも洗濯を楽しむ方法のひとつ。これは、4月、5月あたりの一番暑くて乾いた時期にやると面白いのですが、ジーンズを洗ってすすいで、水を切ってビショビショのまま壁でも物干し紐でもかけます。1時間もすると、その形でパリッパリ。これはなかなか楽しいです。

今日も暑かったので、夕方だったにも拘わらず部屋の中で気化熱効果を狙ったら見事に失敗。今日は風もあんまりないので、しばらく蒸し風呂状態でした。今回の滞在中は後一回洗濯日があります。その時はひんやりした部屋を目指したいと思います。

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