小松義夫(でいいのかな?) 2006 INAXライブノート001『土と水のドナウ紀行 小松義夫&衛子 記憶のへの旅・ルーマニア』
写真家の小松義夫さんからご恵贈いただきました。ありがとうございます。
昨年11月に行った座談会でたっぷり2時間ほどご自身の写真家になった経緯、写真観というか、人生観を伺いました。上がってきたテープ起こしの原稿を読みながら、何度も小松さんの語り口が思い出され、とても楽しい作業になりました。
とりあえず初稿をあげ、座談会に参加された皆さんにそのご報告をしたところ、「補足」に、ということでお送りいただきました。
まず見た目、ライブ「ノート」なんですね。本当にノート、スクラップブックみたいな装丁なのが目を引く。そして、中身ですが、最初に小松夫妻が1960年代にルーマニアを回ったときの回顧録、現在のルーマニア周遊の際の写真、そして、同行したライターによる小松さんご夫婦との旅行記、という珍しいつくりです。写真家が一人称で語られたり、観察され撮影され、また、写真家も撮影する、というように、構成的に見ても面白いです。
朝からドナウの写真でほっこり。仕事を忘れそうです。
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