ギリシャ情勢と調査の準備


帰国前からすでに次回の出張の準備、こういうことが日常茶飯事になった。おそらくこんなことは、とりあえず来年度までの予定だけど、まあとにかく忙しない。流れは決まりきっているから、別に空港で空いた時間にちょろっとメールを出したり、書類を書いてしまえば、後は現地で次回の予定を打ち合わせておしまい。

たったそれだけなのだけど、時々問題になるのは予算立て、後は治安の問題。この辺は本当はギリギリにならないとわからないのだけど、飛行機のチケットや先方の都合など、ある程度前もって決めてしまわないとならない。

今回の場合、6月末のギリシャのデフォルト騒動がとても気になるところだ。時々ニュースは目にしていて、微妙に気になってはいたが、まさかここまでくるとは…というところ。EUの度重なる譲歩もここにきわまり、内部に第二、第三のギリシャを抱えている以上、毅然とした態度を崩さないし、この空気が読めなかったギリシャの国民投票は茶番にしか見えないし(結局、彼らが守った「尊厳」というのはなんだんだ?)。あまりちゃんとニュースを追っていないので、この話はこの辺にしておくけど、とにかく、調査準備をしている段階では、ユーロの動きがとても気になるわけです。

このグラフでは、6月19日あたりから見ると、一気に(でもないか…)4円くらい落ちている。このあたりで航空券の手配をしているのだけど、ヨーロッパ、西アフリカのチケットはユーロ建ての支払いが多いので、この間で航空券代は2万円ほど下がった。ここからは期日が近くなってチケット自体の値段の上昇と為替の間でどこで発券してもらうか、というあたりのチキンレース。ただ、そんなことばかりしていられないので、とりあえず昨日発券手続き。まあ、2万円節約できたのでよし、だろうか。

この次は両替のタイミングの見極めが待っている。昨日再提出された改革案、まるでできない子の宿題みたいな話だし、結局ユーロ圏頼み(あの国民投票はなんだったんだ)になったのだけど、あれがどのように評価され、EUがどう処遇するのか、という辺りでもう少し相場も変わってくるだろう。まだまだギリシャ情勢からは目が離せない。

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