ブルキナファソ治安状況のまとめ9月~11月


2019年9月~11月(11月7日現在)までにブルキナファソで起こった暴力事件
10月末にトランプがどや顔で伝えたISの指導者、バグダディ氏殺害の報。僕はビン・ラディンを殺害した作戦中に椅子に浅く腰かけて足を組み、薄笑いを浮かべていたオバマですら戦慄が走ったのだけど、今回は単なるチンピラ大統領の支持率欲しさのための生贄を殺した、というように評価している。

表は2019年9月~11月7日までに起こった主な出来事をまとめたもの。現地で確認することはできないので、基本的にいくつかのWebで見られるニュースをリスト化しただけのもので、もしかするとほかにもあったかもしれない。相変わらず、ISの犯行声明があるものはそれほど多くなく、小さい事件は、ジハーディストのものではない可能性があるが、今年の前半よりも件数はかなり増えている。

2019年10月12日のJeunne Afrique誌によると、アルカイーダ、ISグループが興った2015年以来、ジハーディストがらみと思われる死者は600人を超えたという。その後、10月27日、11月6日に大きな事件が起こっているので、その数は700人に迫らんとしているだろう。実に多くの人が亡くなり、傷ついてきた。そして、まだこの動き、つまり、ジハーディストのテロ行為は収まるどころか、益々盛んになってきている。こんなことばかりを追いかけねばならないのは、心が痛む。本当に早いところ沈静するように心から祈っている。

【参考】
Jeunne Afrique (2019年10月12日)
https://www.jeuneafrique.com/842372/politique/burkina-16-personnes-tuees-dans-une-mosquee-un-millier-de-manifestants-contre-le-terrorisme/



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