やはりANAファンです。
(http://www.boeing.jp/%E7%89%B9%E9%9B%86%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0/787-9%E5%9E%8B%E6%A9%9F.page?)
遡ること20年前。僕は初めてアフリカの地を踏んだ。その時に初めての長距離移動、もちろん飛行機で行ったのだけど、乗った飛行機がエア・インディア。今でこそ、インドの空港はとてもシステマティックだけど、当時は、薄暗くて、みんなタバコ吸って煙がもうもうとして、そこにスパイスのにおいが漂う、というなんともエスニックなところだった。
確か30時間ほどのトランジット。外に出たいので、ビザ・カウンターに行くと、例のインド鈍りの英語で捲し立てられる。今考えたら当然なのだけど、確か30ドルほど要求されたのだと思う。すっかり動転していた僕は、後ろを通りかかったJALのCAさんに助けを求めたのだけど、「勤務時間外ですから」の一言でスッと立ち去ってしまった。結局僕はその30時間を空港で過ごしたのだけど、それからすっかりJALが嫌いになってしまった。そしてそのまま20年間、一度もJALには乗っていなくて、経営破たんしたときは、「ほれみたことか」と思ったのは言うまでもない。
JALに乗らないと、当然ANAに偏重していくのだけど、なぜか、ANAはやたらといい印象ばかり。色々思い出すけど、とにかく相性がいい。もちろん、スターアライアンスという、最大のネットワークを持つアライアンスのメンバーということで、大体どこに行くにも困らないという、本来の航空会社としてのサービスがよい、ということが第一なのだけど、今のところ、電話や窓口の対応で深いな思いをしたことはない。
先だって、トルコ航空のマイルが積算されていないことについて、問い合わせをしたのだけど、こちらが揃えるものを揃えれば、個人的にしっかり対応してくれた。おかげで、ようやく無事にステイタスが上がることになって、めでたしめでたし。ラウンジが使えないと、空港での時間がもったいなくて。作業をするにしても、休むにしても、10時間とかの待ち時間を有効に使えるかどうか。雑音の少ない空港や機内はまとめて作業が出来る貴重な時間だし。
ともあれ。JALの破綻後、ANAが国内最大のキャリアになり、新たな機材も近々に導入されるというし、アフリカ直行便もできるとか。社内でも一昨年からCAさんが再度正社員になったり。思うに益々サービスが向上するのではないだろうか。「移動する」という手段から、「移動中」が仕事をしたり、楽しんだり、益々いい時間になっていくように、今後も期待したいと思う。
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