白浜旅行②

さんざん魚とお風呂を堪能して、翌朝は早く起きてお散歩。「白良浜(しららはま)」と書く。うちの近くにも、雲母坂(きららざか)という坂があるけど、音が似ているだけで、全く関係ない。おそらく人口の砂浜だけど、非常に白い。夏は若い人も多いそうだっし、きっとキラキラしているところなのだろう。そういうキラキラにも興味はあるけど、もう我われもいい年になって、こんなところに来ると、食い気と言い訳程度の観光地めぐりの方に興味が向く。


前日の円月島に続き、自然の景勝地を訪問。三段壁(さんだんべき)。


絶景です。絶景すぎて少し怖い感じすらします。



ここには、エレベーターがついていて、下に降りられます。36m下には、昔、熊野海軍の隠し舟屋があります。鉛鉱山としても使用されていたよう。この地域、雑賀衆の鉄砲が有名ですが、おそらく鉄砲の弾の原料にもなっていたことでしょう。そして、海面近くから見る洞窟の中というのもなかなかの見もの。 エレベーターに乗るだけで1300円も取られますが、まあ、仕方ないところでしょうか。




上に上がって今度は千畳敷へ。 地層の分かる人ならもっと楽しめるのでしょうが、まあ、絶壁が続きます。


それで、何箇所かこんな看板が立っています。それとか、遺書を掘り込んだ岩があったり。戦没者と自殺者が一緒に祭られている碑が立っていたり…引き寄せられてしまうのでしょうか。


そうこうしているうちにお昼も近くなり、宿に荷物をピックアップしに行って、再度「とれとれ市場」へ。前日にBBQができることを確認していたので、お土産を買いつつ、最後の魚を。エビ、鮎(なぜ?)、大アサリ、いいだこを焼き、お刺身を堪能。


1泊2日、もちろん時間はあまりなくて、帰る道々で2泊3日だとよかったね~などといいながら、後ろ髪を引かれましたが、凝縮して美味しいものを食べて、きれいな景色を見、いいお風呂に入って、すっかりリフレッシュ(だいぶ疲れもしましたが)。

こうして、日本の行ったことのないところを訪れると、ずいぶんいろんなことが分かります。もちろん、美味しいものがあり、いいお風呂があり、というところがいいのですが。フィールドワークではないので。でも、今回のように、南方熊楠の話など、ここに来なければ再会できなかったかもしれません。とてもいい休日でしたが、もっといろんなところを歩きたいな、とも思わされます。


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