尾道を歩く②尾道の建物

尾道二日目。午前中は村上さんたちと弓削の平山さんを訪問。少し打ち合わせ諸々をした後は尾道散策。3度目の映画博物館訪問を皮切りに、商店街を歩いた。尾道は特に建物が面白いところなので、改めて建物を見直しながら、商店街の新たなお店を見て回りました。

まずは歴史博物館。旧尾道銀行本店です。表は割りと最近な感じがしますが、中はさすが大正時代の建物といった趣き。


歴史博物館のすぐそばにあるこの不思議な建物。大通り側にいってみてみると、病院でした…地震があったらコロッと転がりそう。安全基準はこれでクリアできるの?



その後、商店街を経て、山側へ。宝土寺に用事があり、千光寺の法面を登っていく。その途中にあるのが、文学記念館。時計と睨めっこして、今回はパス。しかし、こんななかなか立派な門構え、志賀直哉あたりのお宅だったのでしょうか。


宝土寺にいく途中にある(きっと)民家。蔵ですね。後から窓をつけて居住用にしたのでしょうか。周囲の板張りもなかなか味があります。



宝土寺で用事を済ませ、その後テクテク歩いて尾道駅近辺へ、まだ歩いたことのなかった駅裏を歩いてみることにする。
下の写真は、村上さんから教わった駅の北側の洋館の一つ。ただ、ほかの洋館はあまり目に付かなかった…たくさんあるとおっしゃっていたから、きっとまだ近くにあったのだろう。


歩を進めると、こんな立派な酒蔵が。後に村上さんたちに話を聞くと、以前はずいぶん大きな造り酒屋だったといいます。杉玉が掛かっているのは確か「お酒できました」の合図のはず…


この立派な蔵は、この酒屋さんの隣にあります。ここをほかの方に貸すという話も合ったらしいのですが、話し合いが上手く折り合わず、頓挫したとのこと。本当はもう一度作れれば一番いいのに…


駅裏は海側に比べるとザ・シャッター商店街。日曜日ということもあったでしょうが、空いていたのは、今やなつかしの昼カラのみ。人もとても少なかった。
駅裏を回りこんで、今回宿泊していたホテルに戻る途中、海沿いの道を歩く。上屋の改装が行われているのは知っていたのですが、そういえば、今まで入ったことがなかった。「GIANT」の看板が見えてはいたので、きっと、自転車(しまなみ街道は自転車で走れるのです)関連の施設かと思ったら、やはりそうでした。しかも、相当な高級店が軒を連ねているという…中にホテルもできていました。しかし外から見た感じでは、窓がない…う~ん…



今回は散歩程度ですが、こうして一人でブラブラ歩けたのは大きな収穫でした。何度も訪れているのに見えていなかったいろんなものに気がつきました。それにしても、尾道は面白い土地です。少しずつ尾道のこともノートしていきたいと思います。

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