「「出家」とはなにか タイとミャンマーの比較民族史的研究」(4月5日 第229回中部人類学談話会+まるはち人類学研究会)@南山大学


「宗教組織の経営」研究会でご一緒させていただいている藏本さん+岡部さんの企画です。お隣の国で調査されていたお二人によるプレゼン。

「比較民族誌的研究」というのがミソでしょう。僕は2つの視点から楽しみにしたいと思っています。

一つは、もちろん、お隣の国で、「出家」、強いては「仏教」、「宗教」の意味がどのように違うのか、というところ。断片的にですが、お二人のご著書も読ませていただいているので、どんな差と共通点が見出せて、宗教と政治、もしくは、経済や経営といった、世俗的なものとの関係性が拾えるのか、というところがかなり明らかになるのではないかと思っています。

もう一つは、「民族誌的研究」の比較です。人類学、民族誌学というのは、一人で調査をして、一人で論文を書くのが基本姿勢です。こうした民族史的研究の視点や手法がどのように交わることができるのか、というところも聞いてみたい点です。

ともあれ、新年度一発目の研究会、すばらしいものになることを期待しています。


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