『「ゆるく生きたい」若者たち 彼らはなぜ本気になれないのか?』榎本博明+立花薫著 廣済堂新書 (2013年)

なんとなくアマゾンで注文した本。

心理学者の師弟で書かれた感じでしょうか。いまどき女性(立花さん?)の年齢を気にするのは野暮だけど、少々抹香くさい感じを受けてしまった。おっちゃん+おばちゃんの「いまどきの若い者は…」的な、それを正当化する理屈を与えてくれる、おっちゃんの僕としてはありがたい一冊(たっぷり皮肉「も」こめて)。しかし、皮肉抜きで、心理学者から見た現代若者論としてはとても勉強になった。

色々書きかけては、書ききれないのだけど、ハウツー本なんぞ読まんでよろしい、そんなところに人生の答えなんか書いてない、とか、若者にどうこう言うのと同時に大人のみなさんももっと頑張れ、と言ってるところとか、まあ、どうぞ読んでみてください、という本ということで紹介しておきます。別に新しくもないし、刺激的でもないけど、そういうおっちゃん+おばちゃんが考えそうなことを心理学的に理論武装してくれそうです。

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