201306-07ニジェール調査→フランス・ベルギー学会発表→ブルキナファソ調査

次の出張予定です。

こんなこと言ってはいけませんが、僕は農学者でも環境学者でもないのに、今度の渡航で国際学会デビューです。真ん中のベルギーのところなんですが。まだ原稿がほとんどできていなくて、かなり焦ってます。

でもフランス国会図書館に久しぶりに行けるし(今回は年間パスをいただく予定)、少しは堪能できるでしょうか。

ニジェールではアンドロポゴンの調査を少し、ブルキナファソでは「ストリート・チルドレン」の調査とその次の調査の打ち合わせをしてきます。

「ストリート・チルドレン」の次の調査と、まだ今回の調査もしていないのにこんなことを言うのは、こんな理由です。これまでいろいろと資料にあたってきているのですが、実は「ストリート・チルドレン」が何人いるのかよくわかっていません。以前単発で調査が行われてはいるのですが、すべてが母数が違ったり、基準が違っていて、果たして「ストリート・チルドレン」が増えているのか、減っているのかが分からないのです。

これで良いわけはなくて、少なくとも統計資料は作りたいな、と思っています。もちろん、この調査を通してインタビューや出自調査も行うことになりますが、いずれにしても今までの調査で一番貢献度の高いものになると思います。ブルキナファソで「ストリート・チルドレン」の支援活動を展開してきたNGOが、どんな現状認識の元で活動してきたのか、というところは反省しておかねばならないところですが、せっかくの気持ち、より有効にやってもらいたいので、できれば役所の方ともコンタクトを取りながら進めていきたいと思います。しかし、限られた予算。むしり取られないように守りながらも、いい調査になるといいのですが。

昨年の10月のニジェール-インドも濃密でしたが、今回もたっぷりな内容の調査行になりそうです。

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