ケニア出張(20160614~20160621)

1997年のこと。

日本中の大学生が大量にバックパッカーとして、世界中で旅をしていた。僕も例にもれず、バックパッカーをすることにした。大学のゼミには、現在は旅行代理店に勤める、羽鳥健一さんや、そのほか、何をしているのかよくわからないけど、とにかくひたすら旅行に行っていた何人かがかかわっていた。

大学のゼミがアフリカ地域研究という分野のものであったため、行先もやはりアフリカ、と決め、最初はタンザニアを目指した。当時の航空券の状況から、どうしてもナイロビを経由しなければならず、エアインディアでナイロビを目指す。確かボンベイ(ムンバイ)経由だったはずだ。

ナイロビの空港は僕の記憶の中では、サバンナの中にポツンと作られた小さな空港。イミグレを通るときに、必ず聞かれる「日本のどこからきた?」という質問。FQAで教わっていた答えは「クマモト」で、イミグレの警察官はニヤリ。完璧に放送禁止用語だ。

空港から出て、マタトゥ(乗り合いバス)に乗ったのか、タクシーだったかは忘れたけど、これも先輩バックパッカーに教わったIQUBALというホテルを目指す。空港からナイロビの町に向かう途中の道はサバンナの中を通る一本道。僕のアフリカとの付き合いはこうして始まった。

それから約20年。本当に久しぶりにナイロビを訪れている。今回も出張で、発表1.5件。また学振ナイロビの溝口大輔さんにお誘いいただき、前職の上司、田中樹先生と石山俊さんと4日間ほどの滞在。

すっかり、僕の記憶の中のナイロビとは違っているけど、さわやかな空気感はなんとなく当時を思い出させる。


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