「セネガルの食と景観をめぐる謎」手代木功基+清水貴夫,『地理』7月号

http://www.kokon.co.jp/book/b239834.htmlより
昨年9月に田中樹先生、手代木功基さんと敢行したセネガル広域調査。確か2週間弱の短いものだったのですが、その割に色々な成果が生まれた調査になりました。

「砂漠化プロ」(前職のプロジェクトの名前です)のグルマン3人衆の2人が参加ということで、本当によく食べました。食文化不毛の地(笑)ナミビアを主戦場とする手代木さんには、リッチなセネガル料理をお楽しみいただこうと思い、本来の調査と同等の力をかけて食事をしました。最後は、超のつく健啖家の我われに合わせた田中先生が体調を崩し、「お前ら勝手にしろ」とご本人が断食まですることに…というのもよい思い出です。

帰国後、せっかくだから、ということでプロジェクトのHPにエッセイを書き、その一部を使いながら手代木さんが立派な原稿に仕上げてくれました。

今回の僕らの疑問は、セネガルはコメなどほとんど作っていないのに、なんでこの人たちはコメばっかり食べてるんだろう、というもの。セネガル以外の西アフリカの食事をご存知の方なら、異様とも思えるほどのコメへの執着を感じるのではないでしょうか。この執着心を書くことはできませんが、どれくらいセネガルの人たちがコメが好きか、ということは多少示せたのではないかと思います。

割と小さな書店でも売っている雑誌ですし、もし見かけたら、立ち読みでもしていただければ、と思います。

このブログでも、「食文化」というタグをつけて、ここ数年間、意識的に資料をつくるようにしていますので、また何かの機会にまとまった文章にしたいと思います。

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