少し手を休めて…

寒いくらいの明け方。暑さの嫌いな私にとっては、最高の季節だ。

正月あたりは、シュラフにくるまって寝ていたが、ここのところ、微妙に気温が上がってきたように思う。昨日は日中雲が厚く、叶わぬ願いながら、ほんの少しでも雨が降らんかなーとかぼやいてみた。

今週は、日曜日の小旅行以来、調査の手を休めている。来るべきものが来た、というか、なんのことはない、以前提出した論文やら他の原稿やらがまとめて返ってきて、なにやら他にもいろいろ手続きをしなければならない。幸いなことに、他の人類学を研究する院生が山奥やら砂漠やら行っているのに、私はいつでもネットのつながる首都にいるので、大概のことはその場で用が済んでしまう。来週からはまた知人が2人来るので、一気にまとめて用事をすませることにした。

今日あたりで今回の調査も半分。毎回毎回、時間がたつのが早くなる。「アフリカ=のんびり」と言うのは、全くのウソで、次第に知人が増えれば、やることも増えてくるもんだ。その一瞬一瞬で時間の捉え方なんぞ、大きく変わってくる。たまに村に行って、地平線に囲まれて見るからあの景色に感じ入るのであって、やっぱり、こうしてPCを叩いている限りは、間違いなく日本の世界と深く結びついている。調査の手は休めてみるが、生活やつながりの手を休めるのはなかなか難しい…

ということはどういうことなのかを考えている。

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