食文化シリーズ「ト」
仕事で「調査に行った回数のエッセイを書くように」との通達があった。プロジェクトで行った出張、すでに6回?7回?ネタ数としては、ちょっと厳しい…
このブログを下原稿にすべく、新たなカテゴリーを作ってみた。「食文化」。研究対象としては、人間の必須要素「衣食住」の一つにして、実はとても難しい。日本の人類学で代表的なのは石毛直道先生だけど、どうしてもモノグラフ的になってしまう。共食とか、環境とか、農業とか。人間のほとんどの活動が食糧獲得に通じていくものの、あまりに多様であり、また人類に普遍的に過ぎ、逆にどんな切り口が面白いのかはあまりアイデアもない。
とにかくもっと矮小な切り口から、たとえば、ワガドゥグレストラン情報、とか、そんなところを目標にしていきたい。
写真はコングシのレストランのトとソース・オゼイユ。ブルキナのソールフード。レストランにて、少々油は多めだが、ソースのちょっとした酸味が暑い中での食欲をそそる。ブルキナに通い始めて15年。実は、トを日常的に食べるようになったのはここ2年くらい。しかし、最近はそれぞれのレストラン、知人のお宅に御呼ばれした時にはでできるだけ食べるようにしている。
あぁ、こんな短い食レポではいつエッセイになることやら…
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