今年のドラゴンズ勝手に総括

気が付いたら終戦していた…今年のドラゴンズを象徴するような終わり方だった。

そして、Yahoo!ニュースのトップには連日次の監督を詮索する記事と退任する高木監督を揶揄する記事、そして戦力外通告を受けた選手の記事が連日踊る。まだ暑い日が続くけど、こういう寒々とした記事を見ていると秋を感じてしまう。

たとえば、野球のチームが強いか弱いかというのは、せいぜい144分の20、つまり1週間に1勝多いか少ないかで決まる(時に40くらい差が付くけど)。今年のドラゴンズはこんな差だったと思う。要因を分析していけば、エースの吉見、浅尾の経年疲労、井端、荒木、大島、山内のケガ、若手の伸び悩み…反面、上積みも結構あって、3人抜けた外国人の穴はルナやクラーク、カブレラがよく埋めていたし、森野が復活したし、平田もそこそこ良くやり高橋周平は大器の片りんを見せている。ピッチャーでも大野がよく投げた(ブランコは想定外だった…)。

来シーズン、興味があるのは、高橋周平と森野という、プレースタイルの似ている左打ちの内野手スラッガーをどう使うか。これはアライバを固定的なレギュラーとして考えるのではなく、3つのポジションをこの4人、そしてここに食い込んできそうなもう1人か2人としっかり競わせることに通じていく。そして、外野手も和田、平田、大島、藤井、堂上剛(個人的に彼を楽しみにしているのだけど)、野中あたりをどう使うか、そして、谷繁の後釜をいよいよ真面目に考える局面に来ているので、ここをどうするか。

ちょうど今年はCSもないし、まずはケガ人がしっかり治す。次の監督がだれなのかわからないけど、落合前監督なら、また「10%のレベルアップ」と言えるくらいのものは持っているのではないだろうか。巨人あたりの戦力の充実ぶりを見ていると、それでも足りない気がするので来シーズンまでは雌伏の時かと思ってはいるのだけど。

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