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『子どもたちの生きるアフリカ』ようやく刊行!

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新刊と「とうちゃん、頑張ったね」?by きい 2014年に構想を立て始めた「アフリカ子ども学」の本。3年半の月日を経て、ようやく発売になりました。 17人のアフリカ研究者による力作ぞろいで、17通りの視点からアフリカの子どもを描きました。この本の主眼は、「アフリカの多様性に関する正確な理解を促すこと」(はじめにⅰ)、「多様なアフリカの各地で生まれ育つ子どもたちの現実を学ぶこと」(はじめにⅱ)ということです。そして、「子ども=弱者」、「アフリカ=貧困」という従来的な枠組みに陥らないこと、これも私たちが強く望んだことです。もちろん、こうした図式を、最近はやりの「排除」してしまうことは、逆の意味で誤った記述を導いてしまうので、これらの図式を含みこんだ現実を書き込もうと思いました。 ご予約は アマゾン 、 昭和堂 さん(クリックするとそれぞれのページに飛びます)からどうぞ。すでに印刷が終わっていますので、それほど時間はかからないと思います。 にほんブログ村 にほんブログ村

子ども学と子育て Vol21 いやいや期

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いい顔 201709 貴一朗のことを書くのも久しぶり。 現在、1歳8か月を迎えようとし、保育園も落ち着き、多少かぜっぴきも収まってきたような(という願望もあり)。半年で身長は4㎝伸び、体重も11㎏になりました。 完全に意図的に親が「ダメ」と言われることをやり、かまわれようとするし、ちょっと自分の要求が受け入れられないと首を横に振り、イヤイヤ…「自我が芽生え始め、自分の要求をぶつけてくるようになる第一次反抗期」、いわゆる「イヤイヤ期」に突入したと思われます。 しかし、この間、言葉がたくさんでるようになり、パパ、ママはもちろん、貴一朗を鏡に映すと、指をさして「きいちゃん」というようになり、僕らが発する言葉をリピートしようとするようになりました。食事の前には、いただきま「す!」、あとには「ごちそうさまでし「た!」。 もう一つ大きな変化は自分でなんでもやろうとするようになったことでしょうか。スプーン、歯磨き、積み木…たとえば積み木は僕らが積んだやつを壊すだけだったのが、自分で積むようになりました。そして、最近、車が好きで、カーズに大ハマり。保育園の帰りも「バチュ」と言ってバスが通ると大興奮。こちらは貴一朗の興味についていくのがなかなか大変なのです。 こうしていろいろ羅列してみると、本当に日々何かを覚えていくのが分かります。子どもの吸収力は本当にすごい… にほんブログ村

SOSTierra@Universitat Politecnica de Valencia-3 【食文化シリーズ】

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これも書かねばならないでしょう。 その前に、備忘録的に。食べ物の話を書きつけるようになって、今や、こちらの方が中心的になりつつあって(研究もしてますし、ドラゴンズも細々と応援してます)、気が付いたのが、食べ物の写真は撮っているのに、店や周りを撮っていない…大体違う料理を撮っているのですが、店の写真などあれば、もう少し雰囲気の違う絵も撮れたのではないかと。 さて、バレンシアと言えば、オレンジがさっと思い浮かぶのですが、パエリアもバレンシア発祥とか。また、スペインと言えば、バルでタパス、というのも思い浮かぶし、ワインやサングリアも有名。そして、ハモンセラーノなど生ハムもある。実に期待できます。発表資料作成でいっぱいいっぱいで到着まで、珍しく考えもしなかったのですが。 9月13日お昼ころにバレンシアに到着。ホテルに着いたのが2時ころで、そこから近くを散策しながら昼食。ちょうど学生街の中にあるホテルだったので、そこら中に安メシ屋があります。昼から学生と思しき若者たちがビールをチミチミ飲みながら談笑しているのが、いかにもラテンの国です。 とりあえず、なんとなく英語が通じる店に陣取り、昼食をとりました。入った店の看板には「Yakisoba」の文字。さすがにスペインくんだりまで来て明らかにジャンクなものは…ということで、こちら。十分ジャンクな感じはしますが、チキンソテーの定食。7ユーロ也。少々学生には高いんだろうと思いますが、鶏肉のしっかりした弾力が印象的でした。 0913昼食 2004年に当時滞在していたフランスのトゥールーズから鈍行でトコトコとバルセロナに行ったことがあります。フランスからスペインに来て、一番よかったのは、朝めしが塩気があること。フランスはバゲット、バター、ジャム、オレンジジュース、コーヒーのような軽めで甘め。実はあんまりこれが好きではないのです。 今回も少々期待していたら、チーズに生ハム、ベーコン、トマトソースなど、思った通りの朝食にありつきました。 0914朝食 そして、会議。 ランチは主催者の手配、ということで、「まあ、学会だしな…」とあまり期待していなかったら、案の定立食パーティで、細かいオードブルがちょこちょこ出てくるのだけど、この日は、〆にこれ。特大パエージャ。もちろん、そこそこ人数がいるので、...

SOSTierra@Universitat Politecnica de Valencia-2

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中央市場 発表翌日の9月15日。同行していた小林先生とともに午前中を街の散策にあてることにする。最近の大学やらの風潮から、出張中は100%業務に充てるべき、というような雰囲気を醸し出しているけど、少し街を見て回る、文化歴史の資料に触れる、というのはそこそこ大切で、今回などは建築学の専門家と回ったら、間違いなくいろんな勉強になる。だから、これも仕事。何と言われようとも(笑)。 この日は、バレンシアの旧市街に。まずは、家庭内平和を守るためにお土産を買いがてら、中央市場から。僕はブルキナファソの市場以外では、フランスあたりしか知らないけど、こんなに明るくて、観光とここに住む人たちが旨く混ざり合っている市場は見たことがない。何を買ったかは、まあ、あの例のやつで、連れ合いにはまずまずの評判で、家庭平和には大いに寄与したということで、一つ言い訳が立った。 La Lonja de la seda 二人ともまったく勉強していなかったので、行くあてもなく、少し歩いていると、威容をたたえる建物、なんか入れそうな雰囲気だったので、「ここ入ってみますか」ということで建物の中に。今、少し調べたら、La Lonja de la sedaという建物で、もともと絹の商館だったところらしい。スペインと言えば、大航海時代の主役。中国あたりから、大量の絹などの商品がこのあたりに出回っていたのだろう。床の大理石や細部にわたる装飾は今でもピカピカで(ものすごくちゃんと手入れしているのだろう)、チャペルにもなっていたというホールは天井まで10mほどありそう。 La Lonja de la Seda これがホールなのだけど、この柱。質実剛健なゴシック様式から、より複雑なバロック様式へのトレンドの変化の中で、こうした柱の形が生まれてきたのではないか、というのが小林先生の解説。まっすぐな柱ではなくて、グニッと巻いてやる。でも、この柱、継ぎ目が見えるけど、輪切りにしてぴったり合うように、石を削っているのが分かる。その瞬間、とんでもない時間と労力がかかり、さらに、ものすごく複雑な技術がそこにあることに驚く。 La Lonja de la Seda これがメインのホール。打ちっぱなしの白い白壁をスクリーンにして、解説のビデオが流れている。スペイン語にて、よくわからん...

SOSTierra@Universitat Politecnica de Valencia-1

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今週はスペインのバレンシアのバレンシア専修大学で行われたSOSTierraという国際会議に小林広英先生と参加しました。 スペインは2004年以来2度目の訪問で、バレンシアは初めて。ドタバタで出発したため、オレンジとパエリアしかイメージがない状態での滞在でした。 今回の会議は、各年で行われる「土造りの建造物の保存についての国際会議」で、アカデミックなものから、アクションが伴ったものまでが含まれています。そして、国連も関わっているので、さて、どんな格式ばったものかと思いきや… フルペーパーがこんな本になりました まあ、この会議の参加するまでは紆余曲折でした。かなり消耗しました。 まずこの会議に応募を決めたのは、昨年の後半のこと。ちょうど年末にパリでこの話題で発表させていただいていたので、英語の資料は作ってあったものの、最初のアブストラクトで「英語がプア」という評価。かなり凹んだものの、英文校閲に出すなどしてなんとか通過。その後のフルペーパーもかなり査読がきつく、あきらめかけたこともありました。 しかし4月に何とか通過の通知をいただき、さて今度は渡航費の工面。ほぼ確実に当たると思っていた助成金に落ち、京都精華大学のウスビ・サコ先生から研究費をいただき、何とか参加できることになりました。 しかし、3泊5日の超強行スケジュール(先週あたままでブルキナにいたのですよ)… 現在途中のフランクフルトでこれを書いていますが、なんか頭がボーっとしています。 なんと、最優秀発表・論文賞!!  しかし、そんなこんなで道のりは険しいものでしたし、自分の発表は時間オーバーという、とんでもな感じでしたが、小林先生のプレゼンがこんな賞をいただきました。「ビギナーズラック」などと謙遜されていましたが、僕のアウトローな発表はともあれ、唯一、フィールドの知を体系化した、また、これまでの研究蓄積の上に立ったそれは重厚で見事 な発表でした。僕がセカンドにいるのは、フィールドの調整の功績のためで、本当にうまく活かしていただけたました。 受賞者2人とサコ先生 そして3人でパシャリ。 2.5日の短い滞在でしたが、スペインにも新たな友人ができ、また新たな世界が広がった気がします。 人類学にも「建築人類学」という領域があり、数は少ないで...

『子どもたちの生きるアフリカ 伝統と開発がせめぎあう大地で』校正作業がおわりました

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昭和堂HPより(http://www.showado-kyoto.jp/book/b310341.html) 来月か、遅くとも再来月には本が出ます。亀井伸孝先生との共編で、『子どもたちの生きるアフリカ 伝統と開発がせめぎあう大地で』というタイトルで、出版社は昭和堂さんです。 原稿を書き、形になるまでには、かなり長い時間がかかるもの。最長は一本の論文で4年かかった、というのがありましたが、この本も2014年の構想で、3年かかってようやく出版にこぎつけました。もちろん謝辞には入れさせていただきましたが、執筆者や編集の松井久見子さんはもちろん、特に前職の上司、田中樹先生の後押しがなければ実現しませんでした。本を編むという作業は初めてのことで、五里霧中のなかで、本当に皆さんに支えてもらったな、ということを切に思います。 発売日が決まりましたらまたブログ上でお知らせしたいと思います。 ■■目次■■ 第Ⅰ部 乾燥地に生きる  第1章 子どもの物質文化――ボツワナの狩猟採集民ブッシュマン  第2章 小さなイスラーム教徒たち ――セネガルの農耕民ウォロフと遊牧民フルベ  第3章 ストリートに生きる子どもたち――ブルキナファソの最大民族モシ 第Ⅱ部 サバンナに生きる  第1章 日常生活の中の学び――ケニアの牧畜民マサイ  第2章 大人顔負けの子ども組織――マリの農耕民マリンケ  第3章 恋する娘たちの結婚と就学――エチオピアの少数民族マーレ  第4章 学び、遊び、夢いっぱい――ザンビアの農牧民トンガ 第Ⅲ部 熱帯雨林に生きる  第1章 森との向き合い方を学ぶ――カメルーンの狩猟採集民バカ(1)  第2章 学校と遊びの今昔――カメルーンの狩猟採集民バカ(2)  第3章 「里」と自然体験――ガボンのムカラバ国立公園で 第Ⅳ部 水辺に生きる  第1章 生物多様性の宝庫に生きる――マラウイの漁民、チェワ族とトンガ族  第2章 クルアーンを詠唱する子どもたち――マリの古都ジェンネで  第3章 海で遊び、生きかたを学ぶ――マダガスカルの漁民ウェズ  第4章 水上スラムで育つアイデンティティ――ナイジェリアの少数民族エグン 第Ⅴ部 都市に生きる  第1章 スラムで学び、遊び、働く――ケニアの首都ナイロビで  第2章 徒弟修行の若者たち――ガーナの産業都市クマシで  第3章 農...

SOStierra@Universitat Politecnica de Valencia

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SOSTierra (http://sostierra2017.blogs.upv.es/)より ウキウキのヨーロッパ。スペイン。バレンシア。パエージャ。ワイン… という浮かれた気分はまったくありません。現在、本日中に出さねばならない原稿の校正作業と公募書類と、そして、この国際会議の発表原稿(これがほとんど終わっていない)に押しつぶされそうな、実に陰鬱とした気分の真っただ中。 昨日はせっかくの休みだったのに、ため息ばかりで、連れ合いに「幸せが逃げる」とか言われ、嫌な言葉を吐き…そして、ほとんど寝られず、やはり朝から気分はボロボロ。 そんなこんなで明日からスペインで開催される、「土づくりの建造物の保存と持続可能性の国際会議」に出席/発表してきます。かなりの弾丸ツアーで、3泊5日。しかも、チケットの都合で福岡発着(もちろん連れ合いの実家は素通り)。発表が終わったら睡眠だけはきっちりとろうと思います。