SOSTierra@Universitat Politecnica de Valencia-1
今週はスペインのバレンシアのバレンシア専修大学で行われたSOSTierraという国際会議に小林広英先生と参加しました。
スペインは2004年以来2度目の訪問で、バレンシアは初めて。ドタバタで出発したため、オレンジとパエリアしかイメージがない状態での滞在でした。
まあ、この会議の参加するまでは紆余曲折でした。かなり消耗しました。
まずこの会議に応募を決めたのは、昨年の後半のこと。ちょうど年末にパリでこの話題で発表させていただいていたので、英語の資料は作ってあったものの、最初のアブストラクトで「英語がプア」という評価。かなり凹んだものの、英文校閲に出すなどしてなんとか通過。その後のフルペーパーもかなり査読がきつく、あきらめかけたこともありました。 しかし4月に何とか通過の通知をいただき、さて今度は渡航費の工面。ほぼ確実に当たると思っていた助成金に落ち、京都精華大学のウスビ・サコ先生から研究費をいただき、何とか参加できることになりました。
しかし、3泊5日の超強行スケジュール(先週あたままでブルキナにいたのですよ)…
現在途中のフランクフルトでこれを書いていますが、なんか頭がボーっとしています。
しかし、そんなこんなで道のりは険しいものでしたし、自分の発表は時間オーバーという、とんでもな感じでしたが、小林先生のプレゼンがこんな賞をいただきました。「ビギナーズラック」などと謙遜されていましたが、僕のアウトローな発表はともあれ、唯一、フィールドの知を体系化した、また、これまでの研究蓄積の上に立ったそれは重厚で見事
な発表でした。僕がセカンドにいるのは、フィールドの調整の功績のためで、本当にうまく活かしていただけたました。
そして3人でパシャリ。
2.5日の短い滞在でしたが、スペインにも新たな友人ができ、また新たな世界が広がった気がします。
人類学にも「建築人類学」という領域があり、数は少ないですが、何人かの方が精力的に活動を続けています。多くが建築学畑の出身で、図面はしっかりかけるし、何より、非常にわかりやすい議論をされるのが印象的です。これくらいで自分をそう名乗るつもりもありませんが、「住まうこと」は人間の生活のとても大きな要素であることは間違いありません。もちろん、人類学でもとても重要なテーマです。今回はそういう意味で、とても多くのインスピレーションを得られた滞在でした。
スペインは2004年以来2度目の訪問で、バレンシアは初めて。ドタバタで出発したため、オレンジとパエリアしかイメージがない状態での滞在でした。
今回の会議は、各年で行われる「土造りの建造物の保存についての国際会議」で、アカデミックなものから、アクションが伴ったものまでが含まれています。そして、国連も関わっているので、さて、どんな格式ばったものかと思いきや…
フルペーパーがこんな本になりました |
まずこの会議に応募を決めたのは、昨年の後半のこと。ちょうど年末にパリでこの話題で発表させていただいていたので、英語の資料は作ってあったものの、最初のアブストラクトで「英語がプア」という評価。かなり凹んだものの、英文校閲に出すなどしてなんとか通過。その後のフルペーパーもかなり査読がきつく、あきらめかけたこともありました。 しかし4月に何とか通過の通知をいただき、さて今度は渡航費の工面。ほぼ確実に当たると思っていた助成金に落ち、京都精華大学のウスビ・サコ先生から研究費をいただき、何とか参加できることになりました。
しかし、3泊5日の超強行スケジュール(先週あたままでブルキナにいたのですよ)…
現在途中のフランクフルトでこれを書いていますが、なんか頭がボーっとしています。
なんと、最優秀発表・論文賞!! |
な発表でした。僕がセカンドにいるのは、フィールドの調整の功績のためで、本当にうまく活かしていただけたました。
受賞者2人とサコ先生 |
2.5日の短い滞在でしたが、スペインにも新たな友人ができ、また新たな世界が広がった気がします。
人類学にも「建築人類学」という領域があり、数は少ないですが、何人かの方が精力的に活動を続けています。多くが建築学畑の出身で、図面はしっかりかけるし、何より、非常にわかりやすい議論をされるのが印象的です。これくらいで自分をそう名乗るつもりもありませんが、「住まうこと」は人間の生活のとても大きな要素であることは間違いありません。もちろん、人類学でもとても重要なテーマです。今回はそういう意味で、とても多くのインスピレーションを得られた滞在でした。
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