【ブルキナファソ調査】ブルキナファソのビザ(失敗談)

私の申請が遅かった…間違いないのだけど、Expressで申請したのにビザが、手元に送られてきたのは、それから1週間後のことでした。

出発前日、祝日、週末が続いたこともあり、ビザ未取得のままの出発が決定しました。

長年お世話になっている道祖神さんの担当者にアドバイスを仰ぎ、On arrivalでの取得を目指すことになりました。関門は日本でチケットが出るか、ブルキナファソでビザ発給されるか、と思われました。

第一関門は、「お金払ってるし、今まででちゃんと取れてるから大丈夫」と言ってなんとかごまかして通過してトルコに到着。

トランジットを終え、出国カウンターを通過して搭乗口に到着し、次の関門でのシュミレーションをしていました。

ところが…

搭乗口の係員からビザの有無を問われ、持っていない、というと、係員が確認を始める。嫌な雰囲気が漂い始める。事前に教えていただいていたTimaticを確認し始めたので、日本でもそれを確認してもらって、申請は完了しているので、入国時に入手できると聞いている、とちょっとブラフを入れてみても、最終的に確認が取れないため、「搭乗不可」という結論になりました。

そこから、ブルキナファソにいる大使館勤めの知人を通して、事情を説明し、サポートをお願いする。というのは、元々、ブルキナファソのビザは、大使館の領事の業務でしたが、2023年2月から申請方法が変わりE-Visaのみとなったためで、つまり、本国の警察の管轄となったので、現地での調整が必要なわけです。ビザ情報を書いておきますが、前回渡航の際に大使館にも問い合わせたところ、書類に不備があると、申請料は返還されない…とか、2023年2月から「観光ビザ」の発給を停止しているとか、治安上の問題があるとは言え、旅行しにくくなりました。

閑話休題。その日はトルコ再入国も許されず、空港内のホテルに宿泊(×万円やられました…ものすごく高い)することにしました。ちょうど締め切りを過ぎた原稿があったので、そちらを仕上げる時間に充てることとし、ブルキナファソの友人づてで、大使館から警察に問い合わせてもらい(こうしたことは大変助かります)、朗報を待ちます。

翌日、チェックアウトの時間ギリギリまで空港ホテルで過ごし、死ぬほど飯を食べ、最後の最後までメールをチェックしても、結局E-Visaは届かず、鬱々としながらサポートデスクに向かい、これまでの経緯を説明し、搭乗券の再発券を問い合わせました。すると、搭乗を許可する、と。「おっ!」と思うと、あれから現地の国境警察に問い合わせてくれており、申請が確認できたので、問題ない、とのこと。とりあえず着いてしまえば…最悪の場合、申請料をもう一度取られても入国は大丈夫、ということで、少し気分もよくなりました。

しかし、それにしてもイスタンブールの空港内、至るものが高額で、ファストフードをセットで頼んだら3000円コース。その前日のトランジットの時にビールも飲んでやったのですが、なんと一杯2000円。ちなみにプリングルスが4.5ユーロなので、800円!😱とにかく、日本円に計算しだしてから何も買えなくなりました。

再閑話休題。そのような訳で、何とか搭乗することができ、何とかワガドゥグへ。ワガドゥグのイミグレでネットにつなぎ、この日の夕方に無事にE-Visaをお送りいただいており(しかも個人アドレスから来ていたので、大使館の方が手をまわしてくれたのでしょう。感謝感謝。)、何とかこれ以上のダメージなく入国となりました。

当たり前のことをちゃんとしなかったことの報い、というお話でした。

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