【ご恵投いただきました】 神本秀爾・岡本圭史(編)2019『ラウンド・アバウト フィールドワークという交差点』集広社


ずいぶん前になりますが、分担執筆者の中尾世治さんよりご恵贈いただきました。
神本さん、岡本さん編のフィールドエッセイ集です。

ここ何年かフィールドワークの本は殊にたくさん出版されるようになりました。AIやITCなど、コンピューター科学(?)が益々盛り上がる反動なのか、泥にまみれて調査をすることにも注目が集まっているのかもしれません。私も、これまでに15巻のフィールドワーク本、「100万人のフィールドワーカーシリーズ」に寄稿したことがありますが、多くがフィールドワークの手法や心構えに着目したものである一方、この本はフィールドワークを通した研究者のコンセプショナルなエッセイ集です。研究者がどのように課題を見つけ、向かい合っていたかが書かれた書物だと言ってよいでしょう。きっと、研究者でなくとも楽しめる一冊になっています。

この本は、第2弾が現在進行中で、こちらには私も寄稿しています。またこちらはお知らせしたいと思います。



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