森壮也(編)2016『アフリカの「障害と開発」』アジア経済研究所


筆者の亀井伸孝先生よりご恵投いただきました。

何度かセネガルにご一緒して、その調査のご様子(そして、本書の原稿をご苦労してご準備されているご様子も)を存じ上げておりますので、拝読するのが楽しみです。

当然のことながら、「障害」を持って生まれた、もしくは、「障害」を負った方はこれまでずっと存在したわけですが、「障害」に注目した研究も実践もまだまだ「新しい」トピック。アフリカという広い大陸を「文化人類学、法学、言語学、開発学といった様々なディシプリンを背景として」(まえがき)網羅的に扱った書は初めてではないでしょうか。もちろん、これがすべてではありません。この書が「障害」という、ようやく注目され始めたテーマのスタート地点となり、ますます研究が進みますように。

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