セネガル行201509-10その2
3泊4日でセネガル北部の巡検に行ってきた。なかなか疲れたけど、同行の2人も楽しんでもらえたのではないだろうか。僕もなかなか見られない光景を目の当たりにして、非常に勉強になった。
10月。西アフリカの乾燥地も、収穫の時期がそろそろ始まるころ。このあたりも、ミレットの穂の黄金色と緑の茎のコントラスト…と想像していたら、こんなどこだかわからないような草原のようなさわやかな光景。
しかし、よく見てみると、草原は下の写真のようなニエベとラッカセイばかり。ありゃ?ミレットはどうしたんだろ?
少し南に下るとようやくありました。ミレット。しかし、今年はミレットを作っている人が非常に少ない。なんでだろう?会う人に話を聞いてみると、どうも、今年は雨の降り始めが遅く、通常通り雨季が終わると、収穫までに70日~80日かかるミレットの収穫が見込めないため、多少雨が降る期間が短くとも、少なくとも実を付ける豆類を植えたのではないか、ということだった。また、遅く降り始めたものの、全体的には雨量は15年来の多雨の年。乾燥に強いものの、水が多すぎると問題のあるミレットは、かなりダメージを受けたということもミレットの少なさの原因のよう。
とりあえず、第2弾報告でした。明後日からは南部を西から東に切り、タンバクンダ近辺まで行きます。サイトとある程度広域の巡検にて。
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