伏見小旅行(1月17日)


1月末からの出張で連れの誕生日に日本にいないので、少し早めの誕生会。嫁のリクエストで、伏見の酒蔵を見に行くことになりました。もちろん、「試飲」が目的だ。冷えた正月に比べればずいぶんと楽な外出だったし、このあたりにアパートを探したことはありましたが、まだちゃんと行ったことのないところだったので、思いのほか楽しい小旅行になりました。

まずは中書島で降りて、徒歩5分ほどの「月桂冠大倉記念館」へ。まあ、月桂冠の運営する博物館です。伝統的な酒の製造手法が、当時の道具を陳列しながら実に詳しく説明されていました。

先日岐阜の山川醸造に訪れた際に、やはり同じような樽を見たのだが(後日報告)、現在はとても貴重なものになっているという話を思い出した。こうした樽は、日本酒の製造に使われ、醤油・味噌製造者に払い下げられ、そして、最後に漬物に使われていたといいます。日本酒と醤油、味噌で使われた樽でつけられた漬物、さぞかし旨いだろうな、と思いました…。



ともあれ、ゆっくりと博物館を回り、当初の目的の「試飲」を済ませて、ベタベタだが、近くにある「寺田屋」に向かった。200mほど。川沿いを歩いたが、なかなかの散歩道です。休日ということもあり、かなりの数の観光客がいましたが、割とスムーズに回れました。ただ、刀傷やら、銃跡などあったのですが、どの部屋に竜馬がいたとか、そんなことが示されていなかったので、割と盛り上がらない。史跡をデコレートするときに、こういうことが大切ですね。

その後、黄桜の展示を見て、三条でディナーにて誕生会となりました。




コメント

このブログの人気の投稿

【食文化シリーズ】ンゴレ

【日本のアフリカン・レストラン】② Tribes(アフリカン・フレンチ)

ブルキナファソで非常事態宣言