食文化シリーズ ヤッサ・ジェンとチェプ・ジェンとチェプ・ヤップ(セネガル番外編2)
昨日ブルキナファソに戻る。1週間の滞在とはいえ、密度の濃い、また、楽しいものだった。特に食はずいぶん楽しませてもらった。
とにかく最後まで一食を無駄にしないように、しっかり食べてきたので、セネガル番外編2本目を報告したい。
お世話になったジャネ先生宅にお呼ばれして、ザ・チェプジェン。セネガルの食文化で特にいいのは、こうして大皿でみんなで食べること。そして、それぞれが満腹を目指して食べるわけだけど、隣の人に魚をほぐしたり、野菜を切り分けて配ったりしながら共同作業で食べることだ。この日はジャネ先生の奥様がホスト役で、食材の説明をしてくれながらいろいろと取り分けてくれた。アフリカ人がスプーンで食べている横で、僕は手で食べていたので、メモなどできるわけもなく、ひたすらがっついた。中でも魚の干物(クサヤっぽい)のがおいしかったのだけど、名前は忘れた。知ってる人、教えてください。
時間が前後するけど、その前日のホテルでの食事。ヤッサ(タマネギソース)に魚(ジェン)でヤッサ・ジェン。これもセネガルのいいところで、魚が旨い。また僕のドラえもんハンド登場で、なんとなく大きさがわかるだろうか。おおよそ30㎝のおそらくスズキ。白身が旨い魚だ。鯛やらスズキやら、日本では高くて買えない魚が、ここでは激安、そして新鮮。魚、よく食いました。
そして、移動中の機内食。セネガル発ということだろうか。チェプ・ヤップ(鶏肉)が出た。ちょっとびっくりしたけど、機内食はこういうのがいい。到着する国のものではなくて(ブルキナでもよく食べるが)、出発先の国のものを出して後ろ髪をひかれる感じだろうか。冷えていたのが残念だったけど、なかなかの味付け。これでしばらくチェプはいいな、という気にさせてくれる。
そんなわけで、いろいろなことに翻弄されながらも、充実したセネガルを離れ、今日からワガドゥグでの調査を再開。いきなり大きな調査からだけど、うまく行きますように。
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