佐久間寛(著)『ガーロコイレ ニジェール西部農村社会をめぐるモラルと氾濫の民族誌』平凡社(2013年)


正月に本屋をブラブラしていたらこの本を見つけました。年明けに出勤しだしたらすぐに購入しようと思っていたら、なんとご献本いただきました。本当にありがとうございました。じっくり読ませていただきたいと思います。

著者の佐久間さんには昨年地球研で行った「西アフリカのイスラーム」研究会にお呼びしてご講演いただきました。もちろん学会で以前からお顔は存じ上げていましたが、なかなかお話をさせていただく機会もありませんでした。しかし、ただでさえ少ない西アフリカ研究者、また、非常に優れた研究者でもある、ということで、研究会のメンバーとはやはり一度お話を聞かせていただこう、ということで、何とか研究会にお呼びすることが叶いました。

先ほどいただいたばかりで、まだ目次をパラパラめくった程度ですが、「親族」、「首長」、「土地」と言った社会を規定する重要なキーワード、おそらくは、いや間違いなく重厚なデータに裏付けられた図太い論文であることはまず間違いないでしょう。先日のご発表のときには、「情動」というキーワードが印象的でしたが、きっとこの本でも鍵概念になってくるのではないか、と想像しています。

新年早々、すばらしいお年玉をいただきました。ありがとうございました。

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コメント

  1. ジュンコ堂で見せてくれた本、よかったね、もらえて!^^;

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  2. すばらしいお年玉でした。がんばって読まねば!

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